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Maeda Niina BLOG

第41夜、ご視聴ありがとうございました

2021年03月12日 09時24分37秒 | ラジオ的ライブ配信 “くじらじ”
昨夜も「夜を旅するラジオ的ライブ配信“くじらじ”」
by バレエTV
ご視聴くださった皆様、ありがとうございました。
アーカイブはこちらです。

昨日は2021年3月11日、
東日本大震災から10年の節目の日でした。

“節目”というのは、そこに大きな何かがあるわけではありませんが、そのことを想い、知り、想像することのきっかけになるのかもしれません。
私自身、この節目の日をきっかけに再び現地の方々にお話を聞くことができ、あらためて色々と考える機会になりました。
その中には以前に聞いたことのあるお話もありましたが、自分自身もこの10年で変化しているわけで、また違った受け止め方や想像がめぐっていました。

今回お話をお伺いしたのは、被災地のバレエスタジオの先生お二方、
お一人は気仙沼バレエソサエティの高橋知子先生、もうお一人は大船渡バレエ教室の中村(近江)愛先生です。

そして被災地出身のダンサーお二方にもリスナーの方々からの質問に答えていただきました。
岩手県大船渡市出身の佐藤愛美さん、福島県いわき市出身の片山千穂さんです。

※愛美さんのスタジオ“STUDIO Center Stage”のインスタグラムリンクはこちらです。
※配信でご紹介しました高橋知子先生の旦那様、高橋正樹さんの記事リンクはこちらです。

また、自分が2012年に初めて被災地に入ったときから現在までの経験、AngelR(プレジャーガレージグループ)の取り組みについてなども少しお話しさせていただきました。
こういう話は、考えてみればここ数年はあまりしたことはなく、話すことでもないかもしれないのですが、この機にお伝えできて良かったと感じています。


こうして体験者の方々にお話を聞いてみて思うのは、やっぱり「人」だと、「ものより思い出」だということでした。
すぐそばにいる人は当たり前にいるわけではないことを対話を通して思い知らされましたし、大切なのは想像すること...
年月が経つと人は忘れてゆく生き物です。
忘れる、という能力は時に人を救ってもくれます。
ですが、このことはもちろん忘れてはならない。
この配信を通して、何か想像したり、誰かを想ったりしていただけたとしたら、とても嬉しいです。

これまで被災地を訪れることで出会えた方々、昨日のためにお話くださった知子先生、愛先生、愛美ちゃん、千穂ちゃん、バレエTV、そして聴いてくださった皆様に心より感謝を... ありがとうございました。
そしてこれからも一期一会を大切に、すぐそこにいる人を大切に、
日々を生きたいと思います。


2017年に撮った気仙沼港




また来週もよろしくお願いいたします
配信はこちらから






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