円山公園に古くからある
”いもぼう 平野家本店”さん
300年前から一子相伝で
エビイモとボウダラを
炊き合わせた伝統の味
”いもぼう”を味わえる
今日は旦那が予約しといてくれた
お店に入るとすぐに目に入る飾り棚
作家”松本清張さんの色紙とお写真
通されたお部屋
掘りごたつのほぼ個室
雪見障子をしめてくれはるので
2人だけでゆっくりお食事できた
窓からは
円山公園の”しだれざくら”が見える
テーブルにあった説明書き
碾茶(てんちゃ)って
抹茶の原料になるお茶で
一般にほとんど出回ってないそう
きれいな緑色でまったりとしたお味
手前から
いもぼう
生湯葉のお造り
先付けの
昆布巻き・胡麻豆腐・アサリの炊いたん
懐かしい味
子供の頃
父が
円山公園の枝垂れ桜が好きで
お花見の後は
この”平野家本店”さんに
寄せてもらっていた
その頃は
”いもぼう”より”ハンバーグ”
がええのに‥と不満だった
今、振り返れば
本物の味を食べさせてもろてたんや
と、感謝してる
”祇園どうふ”
サイコロに切った絹ごしどうふの
あんかけに黄色いカラシが効いている
おすましは
甘辛く炊いた椎茸、湯葉、だし巻き、
飾り切りのかまぼこ、三つ葉
テーブルにはこんなファイルも
どのお部屋も
立派な襖絵がみられる
時代の流れを感じる
幅の狭いタタキの通路
でもトイレは新しい
全自動で女性用は3つもある
トイレ前の坪庭に
ひさごの手水鉢
お店を出るとすぐに
南禅寺の南門
以前に逆の方、
門の外から撮ったことあったな
お店のパンフレット
色合いが古っぽくて逆にかわいい
これ、私の勝手な感じ方
今日は午後から花曇り
午前中は
雲が多いながら晴れていた
お日さんの周りに
日暈が見えてうれしい一日が過ごせた