苦難の末にやっと手に入れた。
CDPー337ESD。
DACは無論TDA1541。
制振材が貼り付けられていて、刻印が見えない。
名機との呼び声も高い高音質機。
ディスク読み込み、再生も出来たので、やる事はトレイベルトの交換だけだ。
底部からのアクセスではトレイベルトには触れない。
ディスクユニットを取り外さねば駄目だ。
ゴムベルトが硬化し形状記憶していた。
二本交換しトレイの動きは正常になった。
ついでにピックアップレンズの磨き、可動部のグリスアップ完了。
底板は鋼板の二重構成。
Gシャーシの代わりにこれが採用されたか。
コスト削減だな。
ドライブユニットは専用基盤フレームに取り付けられていた。
電源はトランス一個。
何とフューズがソケットではなく、半田付けされていた。
これどうかと思うけどね。
切れるのは50年に一度の予想なのか?
ボンネットにはフェルトの様な薄いシートが、基板上に貼られているだけだ。
だから鳴く鳴く。
制振デッドニングは必須だな。
制振材処理してから本格使用する。
ボンネット側面内側に鉛シートを貼り付けた。
上面が傷だらけだったので、足付けし、マットブラックに塗装した。
演奏を楽しんでいたら突然音が出なくなった。
RCAケーブルを差し替えてみたが、どうやら原因はプレイアーにある様だ。
ディスクは読み込み、演奏進行も正常。
音声出力回路に問題か?
これは参ったな。
名機なだけにこのトラブルは辛い。
今日メンテナンスするつもりで、試聴してみたら何故か一枚通して聴く事ができた。
何だろうなあの夏の症状は。
暑かったからか?
それともオイルとか接点復活剤が馴染んだからか?
まあとにかく名機存分に楽しもう。
演奏を始めて、6曲目辺りかな。
そこら辺の演奏時間に差し掛かると、何故か音が途切れてしまう。
時間は進んでいる。
だからしっかりピックアップはCDを読み込んでいる事は確か。
なのに音が出て来ない。
こりゃどう言う事だ。
外観は奇麗なのに、内部が駄目だ。
考えられる故障箇所とすれば、RCA出力基板かな。
コンデンサーの液漏れとか蒸発。
仕方ないから内部を見てみるか。
音は良いんだよ。
ピックアップ、ドライブユニット共に問題無し。
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