王様の耳はロバの耳☆

兼業主婦の独り言~母親業も主婦業もお仕事も同じやるなら楽しまなきゃ~

ツバメと過ごした70日・・・(飛べない鳥でいるよりは・・)

2021-09-21 16:13:43 | Weblog
羽根の長さが左右違いとても飛べる状態ではなくなった
つっちゃん・・・その上どうしてか尾羽までも抜けてしまいました。

それでも、元気にさえずるし保護して一ヶ月も過ぎると
つっちゃんのお部屋にしているダンボールの中に
餌のミロワームや豆苗などをおいて置くと自分でついばめる
ようになり、ずいぶんお世話も楽になってこのまま
来年の夏まで面倒をみて、換羽期を経て新しい羽根が生え揃ったら
放鳥出来れば良いなぁ~と思っていました。

それでも、外でツバメが元気に飛んでいたりする様子を見るたびに
飛べないつっちゃんが不憫になってしまってよけいに愛おしく
なっていったのです。

そんな時、つっちゃんの体に異変が起きました。

あれはいつ頃の事かはっきりはわからないけれど、
たぶんお盆前後の火曜日の事、事務所の私の机のそばに置いた
ダンボールのお家の中でいつもの様に過ごしていたつっちゃん・・・

夕方近くだったか、今日はすごく上を見上げなぁ~と思っていたら
バタバタと羽ばたく拍子にひっくりかえってしまい、そのまま起き上がれず
必死で羽根を動かすつっちゃん・・・
何度も手助けして元の状態にしてあげるんだけと、
羽ばたく→ひっくりかえるを繰り返し、そのうちに羽根の一部が
傷ついて出血までしてしまいました。

私たちはどうして良いかわからず、とりあえず羽ばきしないように
タオルでくるんで狭い箱に入れ直して、自宅に連れ帰りました。

暗くしたら鳥だからもう動かないかもと思い、早めに真っ暗な状態にして
一晩過ぎた朝、もう動かなくなってるかも・・・と箱を覗くとチュンと
鳴き声が聞こえてきました。
でも、相変わらずひっくりかえってしまう・・・

その後同伴出勤して私は他の仕事に行ったのですが
そのあと、主人が状態が落ち着いたようなので、お水をあげたり
餌をあげたりお世話していたら、なんとかひっくり返らずに
過ごせるようになって行きました。

いったいあれは何だったのだろうと思っても誰に聞くこともできず、
ネットにもそういう症状は出てなくて、栄養不足か室内にばかりいて
お日さまに当たってないのがいけないのかと、
鳥の栄養剤を買ったり、窓越しに光がさす場所にお家をおいてみたりと
試行錯誤してみたのですが、結局10日おき位にその症状が出て、
3回目の発作の次の日のお昼過ぎとうとう逝ってしまいました。

正直3回目の時は今までよりも呼吸が違っていたし、食欲もあまりなかったので
覚悟はしていたのですが、それが現実になるとやはり辛いものですね。

それでも、毎回発作の度に「このままずっと籠の鳥でいるよりは、旅立って生まれ変わった
方がこの子の為かも・・」と思っていたのも事実です。

亡くなった翌朝、お店の敷地の片隅に埋葬しながら
「今度は巣から落ちないで大人のツバメになるんだよ!」
と、心の中で呟いてお別れしました。

最初は、鳥なんて無理~と思っていたのにいつの間にかどっぷり
可愛さに浸り、気がつけば日の出から日の入りまで一緒に過ごした
70日は本当に貴重な経験でした。

ラストが悲しいので、ブログを書くの正直迷いましたが、
備忘録として記しておきたいと思います。

読んでくださってありがとうございましたm(__)m






ツバメと過ごした70日・・・・新たな心配事

2021-09-18 16:42:01 | Weblog
鳥飼初心者の私達に猫友さんが野鳥の保護に詳しい方と
連絡をとって下さり色々と助言してもらいました。

ねり餌だけだとたんぱく質が足りないので
ミルワームを潰しねり餌に入れると良いと
教えてもらったのですが、実は私ゴキブリは
平気だけど、みみず系が大の苦手!
見かねた猫友さんがつぶしてあげようか?
と言って下さったのですが、それはいくらなんでも
申し訳ないと、主人がやってくれるようになりました\(^o^)/

ホームセンターで缶詰のミルワームを買って私は中をみないように
していたのですが、慣れって恐ろしい!生きてないって事もあって
そのうち平気でピンセットであげられるようになりました(^^;)
気持ち悪いのは変わらないけどね・・・



最初はつかんで口こじ開けて上げてましたが、
すぐに自分から口あけるようになり、徐々にねり餌から
ミルワームと野菜(小松菜・豆苗・ブロッコリー等)の
食事になりました。お腹すくとピイピイと鳴いてご飯を要求するので
気持ちは親鳥?

名前をつけると情が移るからと思っていたけど
呼び名が無いと不便って事でいつの間にか雛は
つばめの「つっちゃん」になりました。

燕は孵化後20日前後で巣立つらしいので、
遅くとも7月の終わりには巣立つようにしなくては・・・と
放鳥の記録とかをネットで調べていた頃、つっちゃんに心配な
事が起きました。

ふと気がつくと鳥かご代わりにしている箱に抜けた羽根を
確認するようになったのです。
野鳥に詳しい人に聞いてみると産毛は抜けるから大丈夫
だと言われ安心したものの、その後も羽根が生えそろわず
巣立ち予定の7月の終わりになっても飛べないままでした。

その頃には確実に右と左の羽根の長さが違っていて
飛ぼうとバタバタと羽ばたくのですが、飛ぶ事はできませんでした。

鳥かごの代わりに、昔使っていたハムスターのかごに入れて
下の方に止まり木ぽいものをつけてあげたらそこにはなんとか
飛上がることは出来たのですが・・・・



そのうち羽ばたきすぎて、かごの金属で羽根を痛めて出血する
騒ぎがあり、狭いかごは辞めてダンボールを鳥かご代わりに
していました。(商売柄ダンボールには不自由してないので・・)

8月24日の写真でわかるように、確実に羽根が短くなってぃますよね?
何が原因でこうなってしまうのか・・・
いろいろネットで調べてもわからず、今年の放鳥は無理だから
この冬をなんとか快適に過ごさせてあげたいなぁ~と思っていたのですが
その後ますます心配事が・・・

鳥って目がまんまんるで可愛いですよねぇ~
後頭をかしげる仕草とか、一応名前呼ぶと鳴いてくれたり・・
(わかっているのかし謎ですが(^^;))
可笑しいのはご飯ゃお水を差し出すと、いらない時にはお尻を
フリフリ自分の寝床に帰る事・・・あんな小さな存在にずいぶん
癒やされていた私達なのでした。
アッもちろん猫達の可愛さは別格ですよ(*^_^*)


ツバメと過ごした70日・・・(神様からの誕プレ!?)

2021-09-17 15:26:00 | Weblog
2021年7月6日(実は誕生日)の夕方ディサービスから戻ったお義父さんが
「通路にツバメの雛が落ちて死んどるで・・」と行って去っていったので、
見に行った主人が、微かに息してる雛を連れて来たのが
発端でそこから9月14日のお昼過ぎまでその子中心の生活をしていました。

(結論を言うと哀しいお別れになってしまったのですが、
鳥の可愛さと強さを教えてくれたあの子の事を記録に残して
おきたくて、2ヶ月強の事を記憶をたどりつつ何回かに分けて
アップして行こうと思います。)

野鳥は保護してはいけないと言う事も知っていたし、ダメ元で
獣医さんに相談してもそう言われたけど、巣がとっても高い所にあるし
下に置いとくと遊びに来る猫達に襲われる可能性大なのでとりあえず
保護する事にした私達・・・



(こんな所から落ちました・・2羽いたらしいのだけど一羽はまだ羽も生えてなくて
すでに息絶えていたようです(>_<))

でも、猫歴は長いけど鳥は飼ったことないので、急いでネットで調べ砂糖水をシリンジで
ちょっとずつあげたり、ホームセンターにねり餌を飼いに走ったり・・
でもとても弱っていたのでとても次の日まではもたないだろうと思い、
せめて寒くないようにと箱の中にテッシュや新聞を小さくした物を入れその日は
帰宅しました。
次の日出勤してこわごわ箱の中を覗いたらまだ生きてる!!
慌てて強制時給する為にそっと身体をつかんだら昨日はなかった
温もりを感じて感動してしまいました。



それから少しずつ元気になって、当日は開かなかった目を
開けてすり餌の入ったシリンジをみせたら
鳴きながら口を開けるようになった時には嬉しかったなっ・・

それから一時間置きの餌やりが始まり、自営業だから出来た事ですが
同伴出勤し、お休みの日もちょっとでも遠くに行くときには、
一緒に車でお出かけし、ご飯あげる生活がしばらく続きました。

まだとても不安定でいつまで生きるかわからないけど、取りあえず
県の関係部署にメールしたら、折り返しのお電話で本当は一般方の
保護は許可されてないのだけど、元気になったら放鳥すると言う事で
なんとなく許可してもらったと解釈してお世話を続ける日々が続きます・・・

お世話していて可愛かったのが、最初巣の代わりに小さな箱の中にティシュなどを
入れて巣材にしていたのですが、糞をする時はそこからバックして
外に出すような格好でするんですよねぇ~
きっと巣を汚さない野生の習性なのでしょうね。



保護して5日目の7月11日の様子
相変わらずねり餌をシリンジで与えていたのですが
元気に動くので狙いが外れて顔に着いちゃったりしてます。

この頃になると、命の心配は薄れたけど
代わりに無事に放鳥出来るか?と言う心配が・・・
飛ぶ練習や餌を取る練習はどうしようかと考えていたのですが
私達の心配は違った方向に向かいました・・・続く