繊月ブログ「CRESCENT MOON」

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「峰の露」うんちく話/ ラベル篇

2010年07月03日 | 蔵元から


「峰の露」のラベルをじっくり見たことはありますか?

このラベルの文字には、髭文字という書体が用いられています。

これは江戸時代に盛んに用いられた図案文字の通称で、
一般的には江戸文字と呼ばれています。

髭文字の他にも、勘亭流、寄席文字、相撲文字など有名なものがいくつかあります。

さて、この髭文字ですが、毛筆で書いたように文字のハネが特徴ですが、
この”ハネ”には意味があり、
ラベルの文字をよーく見ると、ハネが何本もあるのが分かります。

昔から七・五・三などの奇数は吉数と呼ばれ、縁起がよいとされています。

「峰の露」は、この奇数のハネが多く用いられた縁起のよいラベルなのです。

さてさて、あなたも縁起を担いで「峰の露」を飲んでみませんか?
何かいい事、起こるかもしれません。