〈第三項〉論で読む近代小説  ◆田中実の文学講座◆

近代小説の読みに革命を起こす〈第三項〉論とは?
あなたの世界像が壊れます!

4月の講座のお知らせ

2022-04-24 14:29:54 | 日記
近代小説・童話の読み方の原理的な転換をもう一歩進めましょう。
前回は宮沢賢治の『注文の多い料理店』という作品がいかに逆説に富んだ童話かをお話しました。何しろこれは怯え切った二人の紳士が紙くずのようになった顔が治らないストーリーなのですが、彼らのその姿が輝くと申し上げました。お話するのも二度目となると、意外に反応がよかったと思いました。

今度は『白いぼうし』とともに、『あるひあるとき』をもう一度、読み返してみましょう。
漱石・鷗外、三島・村上春樹などと対比しながら。

朴木の会の方からの掲示もいつも通り掲げておきます。。



4月30日(土)に、田中実文学講座を開きます。

 今回のテーマは「近代小説の〈神髄〉―あまんきみこ『あるひあるとき』再論―」です。
 はじめて方も歓迎します。大勢の皆さんのご参加をお待ちしています。

作品      あまんきみこ『あるひあるとき』
講師      田中実先生(都留文科大学名誉教授)
日時      2022年4月30日(土)午後1時半から午後3時
参加方法    zoomによるリモート参加
申込締切    2022年4月30日(土)12時まで

参加をご希望の方は、お名前、所属をご記入のうえ、下記のアドレスに申し込んでください。申し込まれた方には折り返しメールでご案内します。
dai3kou.bungaku.kyouiku@gmail.com  

主催   朴木(ほおのき)の会