Tシャツとサンダルの候

呼子小川島で、圧倒的な海の幸に驚嘆す。

先週の土曜日。

 

吉祥寺に住む弟が、

「飯食いに行こう。」

と、はるばる九州まで訪ねてきた。

 

ネットで調べてくれて、

「ここ。なんかすごいらしい。」

と、予約やアクセスまで調べて、全て段取りしてくれた。 

 

 

 

その目的の場所とは・・・

 

 

 

呼子の小川島だ。 

 

小型の連絡船で行くらしい。

車は呼子港に置いていかねばならぬ。

今回は、私ら夫婦と、弟夫婦の4人連れ旅行である。

20分ほど船に乗る。

目指す民宿は、港のすぐそばにあった。

 

「お風呂から先になさいますか?」

 

この民宿には、お風呂は一つしかなく、しかも狭くて、部屋ごと尚且つ、男女分けて入浴しないといけないらしい。

おかみさんの、段取りもあろうかと、

 

「そうします。」 

 

弟と一緒に、ひとっ風呂浴びて部屋に戻ると、

 

 

 

息をのむ光景が待っていた。

あんまり驚きすぎて、全体写真を撮り忘れている。

 

仕方ないので、個別に撮っていた写真で、全体を想像してもらうほかはないが・・・・

 

 

まあ、とにかく凄い!!!

海の幸の洪水と言っていい。 

40cmオーバーのヒラメの活き造り!

 

コリッコリのシコシコ 

これも40cmサイズの鯛の活き造り

 

プリップリのシコシコ

 

ゴホン、

稚拙な擬音表現が続くが、他に表現できない。

辛抱願いたい。 

ビックサイズのアオリイカの活き造り2杯

 

パリッパリの・・・えーと、

 

とにかく、

 

甘ーーい!

 

と、

おバカタレントの一つ覚えの言葉が、この場合は一番よく似合う。

クジラのウネ。

生姜醤油で頂く。

 

ここ小川島は、昭和30年代までは、捕鯨基地だったのだ。

その関係もあるのか、 スーパーなどで見かける物とは別物だ。

わーい!

アワビだーい。

 

コリッコリ

サザエ

これも、コリッコリ

 

アワビもサザエも、一人一個づつ付く。 

このクルマエビだって、バカに出来ないサイズだ。

 

右端に切れてしまっているのはイカシューマイ。

鯛の煮つけと野菜の炊き合わせ。

 

素材が新鮮だから煮つけだって、メチャウマである。

女どもが風呂から戻ってくる前に、男どもはすでに、ビールの時間から冷酒の時間へと突入だ。 

キリッとした純米吟醸以外、束になって襲ってくる新鮮な刺身たちに、毅然として立ち向かう事など出来ない。

 

 

家内と義妹が戻ってきた。

本格的に宴会開始である。

 

乾杯ーー!

 

それはそうと、これだけの量だ。

完食できるか、心配になってきた。

酒を持ってきてくれたおかみさんに、この後どんなメニューなのか訊いてみた。

 

「あとは、イカの天ぷらと、茶碗蒸しと、汁物と・・・」

 

指を折りながら一緒に数える。

 

「・・・と、最後にウニとアワビとサザエと鯛の炊き込みご飯です。」

 

 

ウヒャーーー

 

鬼!人でなし。

 

それ聞いたら、どうしても最後まで、生きてたどり着かなきゃいけなくなるじゃないか!

胃袋に気合を入れるように指令を出した。

これが、その『ウニ、サザエ、アワビ、鯛の炊き込みご飯』である。

ウニ、サザエ、アワビ、鯛の匂いと旨味がないまぜになって、

 

あーーー

 

 

激ウマ!

 

 

当初は、

圧倒的な量の海の幸を前に、全員が完食を心配するも、一人の落伍者も出さずに、この御馳走の海を泳ぎ切った。

 

 

 

 

ゲフ

 

ごちそうさま~

コメント一覧

エッシャ
テーブルに並んだ料理を見て、驚きを通り越して、笑ってしまうほどでした。
一度行ってみて‼
Tomi
あ、助っ人が要りますでした。
Tomi
入ってみたいけど私の胃袋では太刀打ちできないみたいです。
助っ人が入りますね。
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