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Tシャツとサンダルの候

英彦山四王寺の滝へ


昨日早朝。



少々、気温が上がり過ぎる感がしないではないが、


「四王寺の滝、まだ間に合うかもしれん。見に行くか。」(私)

「行く。」(家内)


四王寺の滝と言ったら氷瀑だ。

凍っている事を期待して英彦山へ。



9時半過ぎ、別所駐車場到着。

先ずは参道を行く。



石段を登り詰めると、




奉幣殿到着だ。


「暑か。一枚脱ぐけん待っとって。」(家内)


そうなのだ。

暖かいのだ。

こんな気温では困るのだ。


「参ったなー。こりゃ、凍っとらんかもしれん。」(私)



兎にも角にも、ここまで来てしまったのだ。

滝まで登るしかあるまい。

奉幣殿から右に折れて、四王寺の滝を目指す。



この日の予定は、氷瀑していると信じて四王寺の滝へ。

滝を見た後は、折り返すのみ。

どの山の頂きも踏まない。

少なくとも、お昼過ぎには小石原に着いていたいからだ。



四王寺の滝分岐。







渡渉ポイントを過ぎたら、積雪が目立ってきた。


「ここらで、アイゼン付けとくぞ。」



段々と雪が深くなってきた。


「期待できるっちゃなか?」(家内)



いくつもの幹が折れ曲がっている。

雪の仕業に違いない。



このルートは道を間違えやすい。

その旨を書いた案内標識が、複数設置されている。

登山アプリでも、同じように注意喚起している。

現に数年前の初夏、このルートを登った際、私達も道迷いしてしまった経験がある。

そういう意味では、積雪するこの季節は、トレースがハッキリしていて、


「道迷いしようがなか。寧ろ歩き易か。」


などと言ってたら、



稜線が見える場所まで来ると、段々と雪が少なくなってきた。


「日当たりが良すぎて、溶けてきとる。もうすぐ滝じゃが・・・大丈夫やろか?」



見えた。


「あらまあ。やっぱり残念な結果になってしまいました!」(私)

「フニャー。」(家内)



四王寺の滝。

残念と言うべきか、やっぱりと言うべきか。

半分以上溶けてしまっている。









これだもん。







これだもん。




お茶を飲んで休憩したら、予定通りUターンである。


「んじゃ、引き返しまっせ。」

「フニャー。」


奉幣殿到着。


「まあ、あれだ。今日は滝じゃなくて、アレが目的だから!」


と、

今頃になって、無理矢理主題を切り替える私だった。



「んじゃ、出発。」
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