10月3日は、10(と)3(ざん)で、《登山の日》と言うらしい。
そんな日がある事すら知らず、阿蘇山駐車場に車を止める私である。
さあ、出発だ。
砂千里ヶ浜。
目指すのは、目の前にそびえる稜線(中岳古期山体と言うのだそうだ)。
砂千里を渡り終えると、
ガレ場の急登が始まる。
それにしても天気が良すぎである。
気温も高く、10月というのに汗びっしょりだ。
3分の2程登って来た展望所で、ひとまず水分補給である。
ようやく中岳稜線が見えてきた。
取り敢えず南岳登頂。
彼方には根子岳の雄姿が見える。
きついのはここまでだ。
ここから先は、稜線漫歩のお楽しみが待っている。
中岳火口群。
噴煙を上げる第一火口を始め、7個もの火口が連なる。
中岳山頂。
まあ、いつも通りと言うか、
登山の日で大混雑!
とまでは、なってないようだ。
はい到着。
続いて高岳方向へ。
今回、月見小屋から東峰を経由、お鉢を左周りして高岳山頂を目指す。
高岳旧火口底が見えてきた。
天狗の舞台に向かい、火口底を縦断。
月見小屋通過。
火口底から東峰まで登ってきた。
月見小屋からこの辺りにかけては、人はほぼいない。
てな事で、久しぶりに嫌がらせである。
天狗の舞台から、高岳山頂を見やるヒゲ親父の図。
自撮り上手くなってね?
天狗の舞台から降りて、回り込むように稜線へ。
雲一つない日本晴れ。
スカイブルーの稜線が連なる。
阿蘇盆地と北外輪山。
その向こうには九重連山。
到着。
ここも大混雑ではないが、そこそこ人が多く、写真だけ撮って降りる事にした。
登山の日の催しなのだろう。
砂千里へとガレ場を降りて行く途中、登山道の整備が行われていた。
邪魔しないよう、登山道を少し離れて降りていたら、
「あ、通られまーす。作業を中断して下さい。」
「ありゃ、すんまっしぇん。有り難うございます。本当にお疲れ様です。」
大恐縮の下山となった。