
金・銀・銅の金というのは贅沢さの象徴であり、貴金属というのは広く権威や財産を連想させるものだ。そして金属に限らず、人々が欲するものというのはいささかお値段が張るものだ。今回紹介するのは、1グラムごとの重さで見る高価な物質ベスト16である。
16. サフラン 1130円(1gあたり)

そのめしべを乾燥させて香辛料や生薬に使われたりする。
15. 金 5750円(1gあたり)

宝石としての利用の他に、その電気伝導性や腐食耐性を活かした工業的な利用方法もある。
14. ロジウム 5800円(1gあたり)

三元触媒という自動車の部品に使われており、有害物質の分解に一役買っている。
13. プラチナ(1gあたり) 5850円

宝石や触媒として利用されており、抗がん剤にも含まれていたりする。
12. メタンフェタミン 1万円(1gあたり)

強い依存性を持つ覚せい剤であり、法律で規制されている。
11. サイの角 1万1000円(1gあたり)

ベトナムではこの貴重な角に、解熱効果や滋養強壮があり、さらにはガンを治すとまで信じられている。サイの角は爪や毛と同じケラチンから出来ており、薬理効果については科学的根拠はないとされているが、乱獲するものが後をたたず、この「迷信」により密猟・乱獲され今や絶滅寸前である。
10. ヘロイン 1万3000円(高純度のもの、1gあたり)

この麻薬は、注射したり吸引することで尋常ではない多幸感を味わえるものだ。しかしひきつけを起こしたり、ときには昏睡状態に陥ったりもする。
9. コカイン 2万2000円(1gあたり)

コカノキに含まれるアルカロイド。粘膜の麻酔に効力があり、局所麻酔薬として用いられる。違法麻薬としても知られている。
8. LSD 30万円(結晶として固められたもの、1gあたり)

非常に強い幻覚剤である。中にはLSDを辞めたにもかかわらず、服用時と同じような感覚を追体験する人もいる。
7. プルトニウム 40万円(1gあたり)

利用されているプルトニウムは主に二種類あり、軍事目的と原子炉の両方に使用される。
6. ペイン石 91万円(1gあたり)

世界一レアな鉱物とされており、パワーストーンとしてセラピーにも使われたりする。コレクションとしても人気だ。。1カラット(0.2グラム)あたり18万2000円となる。
5. ターフェ石 25万円から200万円(1gあたり)

藤色の宝石というのはダイヤモンドより遥かに稀少とされている。宝石として加工するには少々硬すぎるのだが、もしこれを見かけることがあっても絶対に落としてはならない。
4. トリチウム 300万円(1gあたり)

日本では以前、光を蓄えて自ら発光する自発光表示灯というものに使用されていた。アメリカでは200万個以上のトリチウム表示灯があるそうだ。
3. ダイヤモンド 550万円(1gあたり)

色の無い1カラットダイヤでも110万円以上するが、色つきの石だとさらに値段は高くなる。
2. カリホルニウム252(1gあたり) 27億円

生成するのに信じられないほどお金のかかる元素であり、実用的な利用方法はいま現在考案されていない。1950年に発見されて以来、生成されたのはたった一回である。
1. 反物質 63兆4000億円(1gあたり)

質量が同じだが電荷が逆である粒子からできている反物質。これは来たるべき惑星間スペースシャトルの燃料候補であるが、残念ながら反物質を生成するにはお値段が張るようだ。
via:businessinsider
☆ダイアモンドの値段はそのうち下がるでぇ~!