みそっちょの日常 

2019年春頃のUターンに向けて準備中です。

ナンテン(南天)

2016-12-29 20:21:48 | 園芸 ( 観察日記 )
昔から縁起物「難転」として庭先に植えられて来た「南天」。
昨日の話を派生させ、前回帰省した折に撮った写真から。

ヒヨドリの飛来の多い年には、南天の実は(見た目)少なめになります。
よくある「赤南天」と、たまにある「白南天」。

 

 

南天の薬効は、一般的に知られている通りですが、
私の親世代あたりは、その生薬としての力を強く信じています。

咳止め、解熱、食あたり、また食中毒の防止に。
突発的な吐き気がする時には、葉を生でカジることもあるようです。

縁起物として庭に植えられて来たということ以上に、
一家に一本は必要な植物だったのかもしれません。

樹齢100年くらいの南天と 15年くらいの南天。 結構、長生きです。

 
様々な植物の生薬としての薬効は、何の根拠もなく信じられて来たとは思えません。
毒のあるものは、多くの犠牲を払って学習された末であり、
薬効のあるものは、更に多くの時間と経験に基づいているはずです。
当然、キノコ類の被害者は断トツで多かったのではないかと
私は勝手に想像しています。


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