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映画『フォールガイ』の感想です。アマプラ鑑賞

2025年03月13日 | 映画感想 ハ 行
映画『フォールガイ』予告編

映画『フォールガイ』原題:「THE FALL GUY」

監督:デヴィッド・リーチ(『ジョン・ウィック』シリーズ、『デッドプール2』、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、『ブレット・トレイン』)

出演:ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』)/エミリー・ブラント(『クワイエット・プレイス』シリーズ)/アーロン・テイラー=ジョンソン(『ブレット・トレイン』)

ストーリー:ライアン・ゴズリングふんする超一流のスタントマンが、スタントスキルを駆使して予測不能な危機を切り抜けていく。ある映画の撮影で落下のスタントの失敗によって大けがで一線を退いていたスタントマンのコルト・シーバース(ライアン)は、元カノの(エミリー・ブラント)ジョディの監督作を手助けするため、ハリウッドの現場に舞い戻る。しかしその矢先、コルトが長年スタンドダブルを請け負ってきた主演俳優トム・ライダー (アーロン・テイラー=ジョンソン)が失踪。元カノとの復縁とキャリア復活を狙うコルトは主演俳優の行方を追う羽目になり、思いもよらない事件に巻き込まれていく。
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アマゾンプライムビデオで2025年3月6日から配信がスタートした映画『フォールガイ』を観ました。以前にこの映画のポスターだけは見ていて気にはなっていた映画でした。最初は、激しいスタントをこれでもかと見せているだけのアクション満載の映画かな?と思いながら見始めましたが、スタントアクションとラブコメ要素もあって中々面白かったです。しかし、ライアン・ゴズリングにオーラが有り過ぎて消せないよねw。あと、事件の展開が無理くりな所もあったけど、そこは高難度のスタントアクションと、随所に散りばめられた過去の映画作品のオマージュやセリフでも結構楽しめました。数あるオマージュ作品を見つける楽しみを奪わないように詳細は書きませんが、いろんな形で出てきます。

スタントマンのコルト・シーバース(ライアン・ゴズリング)と監督となったジョディ・モレノ(エミリー・ブラント)の大人な二人の恋愛模様もしっかり描かれていました。二人がくっついたり別れたりするのにドロドロしていなくて、二人の間のセリフ回しが爽やかで、どの瞬間も見ていて気持ちの良い関係でした。事故で負傷して一方的に関係を断ったコルトが、ジョディの初監督作の為に撮影現場に復帰。しかし元の恋人関係に戻れそうにないと感じたコルトが車の中でテイラー・スウィフトの失恋ソングを聴いている所にジョディがやって来て、窓越しにコルトに「今、泣いていたでしょ!」って言う所の一連のシーンが面白かった。あれはテイラー・スウィフトが過去の公演で、思い入れの有るこの曲を歌っている時に涙ぐみながら歌っていたらしいので、それに引っ掛けたシーンなのかな? ジョディ役のエミリー・ブラントの自然体な演技がすごく可愛らしさが有って良かったです。

【和訳】 All Too Well - Taylor Swift


映画のエンディングでスタントシーンのネタバレ集と言うか、本物のスタントマンのお仕事が映し出されます。体を張ってすごく危険なシーンの撮影をされているのを見ていて、いや、そこまでしてくれなくても!とか思ってしまいました。とにかく映画のために命を落とさないで欲しいと思いました。

最後にRotten Tomatoes の評価を書いておきます。投稿日時点での数字です。批評家が82%の支持で、観客が85%の支持とどちらも高評価でした。そして、全米週末興行収入ランキングでは初登場で1位獲得でした。


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