帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

胚移植と鍼灸治療

2016-06-08 17:49:43 | 不妊・更年期・生理痛・冷え性・女性疾患
ART(体外受精、顕微授精)を行った受精卵(分割胚)を子宮に戻す胚移植時の前後に鍼灸治療を行う事で着床率が10%~15%向上します。
着床には子宮内膜の状態と卵の質、精神状態が関係しています。
胚盤胞のグレードが低い場合や染色体の異常など卵の質が悪い場合にはクリニックで卵胞期を管理する事や定期的な鍼灸治療と合わせて食事や運動など生活面の改善を行う事でヶ月~ヶ月で卵の質は改善されます。
胚移植の前後では子宮内膜の環境が着床に大きく影響しますし直後は卵の発育にも影響しますので内膜の厚さや柔らかさ、子宮内膜の中にあるラセン動脈の血流を良好に維持する事が重要です。
また移植時に不安やイライラなど気分が安定しない抑うつ状態では着床率が低下するとの欧米での臨床データも発表されていますので身体的にも心理的にも条件が揃う必要があります。

東洋医学で不妊症は「気血両虚」とされ気の乱れ血の不足や滞りが原因と考えられています。
西洋医学でいう血行障害、自律神経神経失調症にあたります。
帝塚山鍼灸院では基礎体温やクリニックでの検査データ、お薬の服用も勘案し治療効果を最大限引き出せる施術を心がけています。また東洋医学の観点から四診を用いてお身体の状態を確認、病証に対し経絡治療(全身への治療)で対応すると共に採卵前や移植前後などは特殊なツボ、お灸を用いるなどオーダーメードで施術を行っています。
不妊治療に鍼、お灸お勧め致します。



~~~~~~~~~~~~~~~~~
美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
~~~~~~~~~~~~~~~~~

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする