帝塚山鍼灸院

不妊症や逆子、冷え性、肩こり、腰痛、頭痛、痺れ、鬱病、目の疲れ、難聴など鍼灸に興味のある方へ理解を深めて頂く為のブログ

飛蚊症と鍼灸治療

2020-01-25 16:07:52 | 眼精疲労・難聴・耳鳴り・耳鼻眼科鍼灸
明るい場所や白い壁などを見た時に目の前に黒い点や糸くずの様な浮遊物が現れたり水玉や網目状に見えたりする症状に飛蚊症があります。
飛蚊症はいくつかの種類に分類されます。

1、生理的飛蚊症:紫外線を浴びる事で飛蚊症の原因部位である硝子体にあるタンパク質や脂質に酸化現象が起こり飛蚊症になります。また免疫機能が正常であれば酵素を分泌し酸化を防げますが免疫機能の低下や年齢などで酵素の分泌量が減り起こりやすくなります。

2、硝子体剥離による飛蚊症:高齢者に多く飛蚊症の分類で一番多く見受けられます。年齢を重ねる事で硝子体と網膜の間に隙間が出来たり剥がれる事で飛蚊症になります。

3、網膜裂孔や網膜剥離による飛蚊症:加齢、強い近視、外傷などで網膜が萎縮し硝子体に牽引され穴が開いた状態(裂孔)や更に進行し網膜が剥がれた状態(剥離)で飛蚊症になります。

4、硝子体出血による飛蚊症:糖尿病網膜症や網脈静脈閉塞症で眼球内の血流が阻害され血管が損傷し出血が起こり硝子体に血液が流入し飛蚊症になります。

5、炎症性の飛蚊症:ぶどう膜炎などで眼球で炎症が起こり硝子体に白血球が流入し飛蚊症になります。

飛蚊症の治療は上記3〜5など物理的に起こる飛蚊症の疑いがある方はクリッニックへの受診をお薦めします。当院では加齢、免疫力の低下眼精疲労などで起こる飛蚊症に対して施術を行っています。
鍼灸治療では目の周囲や頚肩部への施術で緊張を緩め血流の改善を促進し全身のツボを鍼やお灸を用い刺激し自律神経を整え免疫力を高める事や東洋医学において最も目に関係する「肝」の働きを高める事で症状の改善や予防に効果を発揮します。
目のお悩みお気軽にご相談下さい。



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美容鍼・小児はり・逆子治療専門
帝塚山鍼灸院
大阪市阿倍野区阪南町5-11-17
予約専用電話 06-6629-0567
ホームページ:http://tezukayama.net/
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