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ひたすら、本の世界へ

2021-01-19 | 2022夏まで ~本~
トップ画像は、岩波書店「リンドグレーン・コレクション」から
『やかまし村の春夏秋冬』(石井登志子訳)です。
こちらは、児童書の古典的名作♫

ここのところ、児童書から、歯ごたえのある本まで、
やたら読みまくっています。

たとえば、石﨑等『有る程の菊』(未来谷)。
夏目漱石の想い人にして、「虞美人草」藤尾のモデルとされる
歌人・大塚楠緒子を、その作品や周囲から論じます。

思想、文学論から縦横無尽な論考で、
野次馬根性で読み始めたらガツンとやられましたw

ちなみにタイトルは、楠緒子が亡くなったときに、
漱石の詠んだ追悼句「有る程の菊抛げ入れよ棺の中 」によります。


それから、持田明子編『ジョルジュ・サンドからの手紙
――スペイン・マヨルカ島・ショパンとの旅と生活』(藤原書店)。
ショパンとサンドの愛の逃避行とされる、マヨルカ島行き・・・

遺された手紙から、サンドはもちろんのこと、
ショパン様への見方も変わった気がしています。
これからも、ピアノでショパン様を弾きたいので、購入したい本♫


さすがに、昨夜から強度近視の目が悲鳴を上げたので、控えましたが・・・
数日前までは明治へ、その後は、19世紀マヨルカ島へと、
心は逃避中でした。

・・・もうね・・・コロナ禍、
もんのすごい数字の並ぶ毎日、言いたいことは、たくさんありますっ!
けれど悲しいかな、小心者なので、リアル日記帳へ、ぶちまける日々です。

皆様も、どうぞお気を付けてお過ごし下さいませ。

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