おはようございます。
本日は、前記事(「かさましこ」の器で)に続き「かさましこ」訪問記。
お目当てのお買い物編です。
どうぞ、おつきあいくださいませ。
欲しかったのは、一人用の土鍋です。
最近、お粥にはまっておりまして・・・
一人ランチでお粥を炊くことが増えました。
土鍋で炊くと、おいしいのですが・・・
さすがに、鍋物用のでは大きすぎる・・・
焼き物の街を旅することがあったら、買いたいな・・・
ずっと、そう思っていたのです。
(益子で購入)
さて、「かさましこ」こと、茨城県・笠間と、栃木県・益子。
どちらも東日本を代表する焼き物の里です。
鼻息荒く、乗り込んだものの・・・
まず、笠間。
以前、訪ねたときに、買い物をした窯元・経営の店へ行くと・・・
土鍋自体がない!
伺ってみると、「ないですねぇ」とのこと。
以後、その繰り返しでした・・・
がっかりしながら、益子へ移動です。
笠間からの道中で、大きな看板が目に付いた「つかもと」さんへ。
ところが・・・ここにも、ないんです。
ウチの近所のキッチン雑貨の店では、どこでも、
この時期、必ず目にするのに・・・
「焼き物の産地で買う」ことにこだわらず、近所で買うしかないかぁ・・・
と、あきらめていたとき、夫が見つけてきたのが、
「kamacco」(かまっこ)でした。
内釜、外釜の二重構造になっている、土釜です。
ガスレンジの五徳の上に、直に載せられるうえ、
ずっと弱火でオッケ~の、火加減いらず。
しかもアウトレット価格で、ほぼ半額www
・・・ということで、早速、炊いたのが、本日の画像です。
正直申しますと、白米の炊飯用なので
1合炊きでは、半合の米に、お粥用の水を入れると
噴きこぼれそうになりました。
さらさらした、お粥を炊くのは無理かもしれません。
それでも、土釜で炊くって、こんなにおいしいんだ・・・と
うっとりしてしまいました。
この日、晩ごはんに「kamacco」で炊いた白飯を出すと、
夫も大感激の大絶賛!
聞けば、「峠の釜めしおぎのや」さんの釜を製造しているのが
こちら、「つかもと」さんなのだそうです。
そりゃ、おいしくゴハンを炊けるはずでございます♪
欲しかった土鍋ではありませんがw、結果オ~ライ。
焼き物の里で、いろいろ探した旅の記憶を優先しますw
実際、今年、買ってよかった、
キッチン・アイテムの第一位と思っているくらいですから♪
「つかもと」さんは、幕末、1864(元治・元)年、
初代が窯を築いて、150年余り。
お店のロゴは芹沢銈介 のデザインなのだそうです。
民藝運動の濱田庄司を通して、お付き合いがあったそうで・・・
「民藝」好きとしては、とっても嬉しいエピソード。
この時代、いろいろと大変でしょうが・・・
すっかり、ファンになったものが、ここにおります。
心より応援したいと存じます。
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本日も、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
画像は、わたしの、ある日の一人・ランチです。
(この日は、ストレスからか、胃がもたれていましたw)