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お目当ての「かさましこ」♫~秋旅ふたたび

2021-12-05 | うちゴハン
おはようございます。

本日は、前記事(「かさましこ」の器で)に続き「かさましこ」訪問記。
お目当てのお買い物編です。
どうぞ、おつきあいくださいませ。



欲しかったのは、一人用の土鍋です。

最近、お粥にはまっておりまして・・・
一人ランチでお粥を炊くことが増えました。

土鍋で炊くと、おいしいのですが・・・
さすがに、鍋物用のでは大きすぎる・・・
焼き物の街を旅することがあったら、買いたいな・・・

ずっと、そう思っていたのです。


(益子で購入)


さて、「かさましこ」こと、茨城県・笠間と、栃木県・益子。
どちらも東日本を代表する焼き物の里です。
鼻息荒く、乗り込んだものの・・・

まず、笠間。
以前、訪ねたときに、買い物をした窯元・経営の店へ行くと・・・
土鍋自体がない!

伺ってみると、「ないですねぇ」とのこと。
以後、その繰り返しでした・・・



がっかりしながら、益子へ移動です。
笠間からの道中で、大きな看板が目に付いた「つかもと」さんへ。

ところが・・・ここにも、ないんです。

ウチの近所のキッチン雑貨の店では、どこでも、
この時期、必ず目にするのに・・・
「焼き物の産地で買う」ことにこだわらず、近所で買うしかないかぁ・・・

と、あきらめていたとき、夫が見つけてきたのが、
「kamacco」(かまっこ)でした。

 

内釜、外釜の二重構造になっている、土釜です。
ガスレンジの五徳の上に、直に載せられるうえ、
ずっと弱火でオッケ~の、火加減いらず。

しかもアウトレット価格で、ほぼ半額www

・・・ということで、早速、炊いたのが、本日の画像です。



正直申しますと、白米の炊飯用なので
1合炊きでは、半合の米に、お粥用の水を入れると
噴きこぼれそうになりました。

さらさらした、お粥を炊くのは無理かもしれません。

それでも、土釜で炊くって、こんなにおいしいんだ・・・と
うっとりしてしまいました。



この日、晩ごはんに「kamacco」で炊いた白飯を出すと、
夫も大感激の大絶賛!

聞けば、「峠の釜めしおぎのや」さんの釜を製造しているのが
こちら、「つかもと」さんなのだそうです。
そりゃ、おいしくゴハンを炊けるはずでございます♪

欲しかった土鍋ではありませんがw、結果オ~ライ。
焼き物の里で、いろいろ探した旅の記憶を優先しますw

実際、今年、買ってよかった、
キッチン・アイテムの第一位と思っているくらいですから♪



「つかもと」さんは、幕末、1864(元治・元)年、
初代が窯を築いて、150年余り。

お店のロゴは芹沢銈介 のデザインなのだそうです。 
民藝運動の濱田庄司を通して、お付き合いがあったそうで・・・
「民藝」好きとしては、とっても嬉しいエピソード。


この時代、いろいろと大変でしょうが・・・
すっかり、ファンになったものが、ここにおります。
心より応援したいと存じます。

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本日も、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
画像は、わたしの、ある日の一人・ランチです。
(この日は、ストレスからか、胃がもたれていましたw)

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