8月の末に旅した、
新潟県上越市から、大きな封書が届きました。
「じょうえつ 日豪協会会報」第79号でした。
上越の旅で訪ねた
平和記念公園の来館者に送ってくださったようです。
なんと、ありがたい・・・
平和記念公園は、
第二次世界大戦中の「直江津捕虜収容所」跡地に
建てられています。
当時、ここに収容されていた
オーストラリア人300人のうち
60人が亡くなりました。
ただでさえ、豪雪地帯で知られる直江津。
日本海に面した河口に、吹きさらしの収容所、
折から大寒波にも襲われ・・・
多くが肺炎や疫痢で命を落としたそうです。
また、収容所側の8人が、
BC級戦犯として、戦争裁判(横浜裁判)で
有罪判決を受け、命を絶たれたとか。
今は、当時の名残はありませんが、
展示館では、知らないことばかりで
衝撃をうけました。
(上越 高田駅)
辛い歴史を越え、
上越市は、オーストラリアのカウラ市と
交流を続けているとか。
また、この公園は市民の募金によって建てられたそうです。
たった一度訪ねただけの旅行者にも
心配りをしてくださって・・・
春日山城主・
上杉謙信公以来の「義」の心が
受け継がれているようです♪
さっそく、頂戴した「会報」を拝読。
お礼の気持ちを込め、
セカンドブログで
「平和記念公園」の記事をアップしました。
皆さま、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
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