おはようございます。
本日は、綿の花から広がる、あれこれ・・・
どうぞ、おつきあいくださいませ。
綿の花が咲いているそうなので、
出かけたついでに眺めてきました♫
綿の花というと、白いコットンを連想していたので、
当初は、気づかなかった、お粗末さw
↑綿の花は、ケイトウの後ろにある、オクラに似た黄色い花です。
木道の奥にあり、近づけなかったので、
夫に望遠レンズを借りて撮影してみました。
肉眼だと解らなかったのですが、花にアリがいます。
蜜があるのかしら~~~
猛暑の中ですが、綿は、
「熱帯原産なので暑さには強いはず」とのこと。
そうか、「風と共に去りぬ」のプランテーションで
栽培していたくらいだもんね・・・と納得しました。
舞台は、アメリカ南部のジョージア州でした。
私にとって、綿花といえば、即「風と共に去りぬ」なのです。
そのくらい、マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」に
10代の頃、夢中になりました。
レッド・バトラーに憧れ、こんな風に愛されたいと
夢見る夢ちゃんは、妄想したのです♫
テレビで放送される度に観て、やがて、名画座でも観ました。
長編ゆえ、休憩を挟み、前編・後編で上映されるのです。
お尻の痛くなることに閉口しながらも、スクリーンに釘付けでした。
後には、原作者ミッチェルや、
スカーレット女優・ヴィヴィアン・リーの評伝まで
読みあさったものです。
ところで・・・
小説や映画に、綿花摘みの場面は出てきたけれど、
綿の花は出てこなかったのか、全く印象がありません・・・
だから、あの場で、ケイトウの後ろにあった
オクラに似た花も気づかなかったのでしょう・・・w
その「風と共に去りぬ」。
昨年、衝撃のニュースがありました。
本国でのBlack Lives Matter 運動の高まりを受けてのことだそうです。
そういえば、近年読んだ、ミシエル・クオ『パトリックと本を読む』
(白水社)は、「風と共に去りぬ」に始まる、わたしの南部幻想を
打ち砕いてくれましたっけ・・・
綿の花は、変わらず咲いても、時代は、確実に流れています・・・
まさに「風と共に去りぬ」。
レッドに憧れたうら若き乙女も、
堅実路線の小心おばちゃんになりましたw
本日も、エンエン、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。