昨年『アジアの出産とリプロダクション』を一緒に出版した白井千晶さん(静岡大学)の企画により、<アジアの出産とリプロダクション>ワークショップを開催した。
2013年にマンチェスター大学の国際医療科学技術史学会(CHSTM2013)で知り合った同大学の保明綾(Aya Homei)さんによる、「科学技術社会論(STS)とリプロダクション」の基調報告をはじめとして、リプロダクション(生殖)の各側面-妊娠・出産・避妊・中絶・家族計画・生殖医療・月経などなど-をめぐる大変充実した議論の展開された二日間だった。全国からリプロダクションのさまざまな分野の専門家をふくめて70人近い参加者があり、予想以上の盛況だった。
議論の内容は、近く報告集にして刊行される。二日間のワークショップで、会場併設のホテルに泊まったメンバーで夜遅くまで語り合ったことも久々で楽しかった。企画に当たられた白井さんに大感謝!