2月28日(木)風はあるがいい晴れ
9日目
いつもの場所、いつもと変わらない時間
特に変わりもない青い空。
お弁当も作った。
やればできるんだ。
やれば・・・
今までやらなかった
やれてなかったわたしは、
遅刻ぎりぎりのわたしは、旧わたしになっているのか。
一秒一秒、時は刻まれていくのだけれど、
たった1秒前はなんら変わりはない。
髪の毛が少し伸びているかもしれない。
これから深くなるであろう、シワがうっすらと刻まれたかもしれない。
スプートニクのミュウ、ギャツビーのエドガ・ビーバ。
彼等のように髪の色がいつの間にか(翌日になると)かわるのとはワケが違う。
今のわたしは9日前を過去と言えるのかよくわからない。
それは、自分の意志で行動しているから。
でも確かに時間は過ぎているのである。
いつか、「昔はね」とか「あのときはね」と言ったら過去なのだろうか・・・
こんなことを考えながら【イセタンヌ】になって家に帰った。
ただ、伊勢丹に寄っただけなんだけどね。
家に着く少し前に、普段は鳴らない電話が鳴りはじめた。
知らない電話も知っている電話も基本でないんだけど、
今日は気分が違ったんだ。
何か呼ばれている気がした。
それは彼女からの贈り物を知らせる電話だった。
同じ日に贈り物
マドリーヌありがと★