ロケットに乗り込むと、さらに後ろ髪ひかれ隊。の探検隊。
窓から見える空と、ロケット待ち合い建物。
これが最後にみた種子島だった。
旅の終わりはいつも、名残惜しい気持ちでいっぱいなのに爆睡と矛盾。
盗撮されたケモノ。
ロケットに揺られる事、1時間半。
鹿児島本島に到着直前に、喉がカラカラで目が覚めた。
横には桜島。
その桜島は噴火した直後だったらしく、噴煙が立ちのぼっていた。
港に着いた探検隊は、ここで解散。
また、名残惜しい。
対、人となると、名残惜しさは倍増だ。
別れのあいさつをし、それぞれの場所へと・・・
ヒー様とケモノは空港へ向かリムジンバスに乗車する為に、市役所前へタクシーで向かった。
市役所前でタクシーを降り数分ボーッと座ってたら、なにやら目に異物感。
ヒー様の背中をみると、ドット模様が増えていく。
なんだ、なんだ。なんだ!
目の異物感も増すばかり。
あたりもさっきまで陽射しが強かったのに、いきなり曇り空。
それは、さっき噴火してた桜島の火山灰の攻撃だった。
マズいと思い、チケット販売の建物に即非難したからよかったけど、
知らずに、バス停に居たら灰まみれだったに違いない。
鹿児島に済む人たちの大変な生活の一面を垣間みた瞬間でもあったのでした。
バスに乗り空港へ。
もちろん寝ました。落ちました。
飛行機の時刻を勘違いしていたケモノたちは、時間を持て余し散策。
鹿児島空港の正面には【足湯】のコーナーがあるので、
ぽけ~っと、足をつけてたら、友人から電話が。。。
彼らはもう着いたのかとおもってたら、
なんと、わざわざ、一回家に帰ったにも関わらず、
疲れているにも関わらず、高速で飛んで見送りにきてくれたわけ。
嬉しいったらありゃしない。
こんなことしてくれる人、そうそう居ない。
最後の最後、まさにサプライズ。
ケモノもこういうことが出来るようになりたいなぁと思ったのでした。
空港で一緒にお茶して、ホントにこれが最後。
対、人でもっとも名残惜しい気分になる空港。
涙は流さない。グッとこらえて、ゲートをくぐって手をふった。
次に2人にあえるのは、半年後か1年後だろうか。。。
また一緒にワイワイいって遊びたい。
ケモノの4日間の夏休みはサプライズで幕をとじたのでした。