ロシアワールドカップ
準決勝
クロアチア×イングランド
画像は
フットボールチャンネルさんより
2試合連続、延長PK戦で粘り強く勝ち上がってきたクロアチアと
未だかつて無い華やかさに欠ける、落ち着いた印象のイングランド
前試合で負傷していた、SBのブルサリコとGKのスバシッチが出場するのか気になっていましたが、
スタメンを見たらメンバーインしていたので、ホッとしました。
大一番でキーマンが欠けてると面白くないですからね。
延長2試合連続のクロアチアが不利なのかなと思っての観戦スタートでした。
さすがに、2試合連続で延長PK戦だから
速い段階でイングランドに得点さましたが、セットプレーでの得点となり
その後は無得点でカウンターを狙うイングランドに対して、ジワジワ攻めるクロアチア。
クロアチアはスピードのある選手がSBのブルサリコで、
他国のように前線に足の速い選手が居ないので、どうしても攻撃に時間がかかるのが特徴。
だけど、その攻撃が結構しつこくて、ディフェンスは強くないけど、
この試合を含めて3試合を観ていると泥沼試合に持ち込むタイプなんですよね。
攻め方が独特で、相手に毒を注入しているかのような戦術。
沼の中に引きずり込んで、自らの体力も消耗するのに、それに慣れきっているかのよう。
モドリッチのあのカラダにそんなエネルギーが蓄えられているのかとおもう位、
運動力が多いので驚きです。
フランスがベルギー戦で犬のようにプレーしていましたが、
クロアチアは獲物をチームで追いかけるリカオンみたいでしたね。
狙った獲物は逃さない、その意気込みを感じられました。
こちらがリカオンです。
(ちょっとラキティッチ顔)
家族や群れでチームを組んで、バッファローやヌーを仕留めるんですよ。
一定の時速を保ち、疲れたら後続部隊とチェンジして追いかけ続ける厄介な奴らです。
後半、ペリシッチを交代させるパターンが続いていたので、
交代だけはさせないで欲しいと願っていたのですが、その通りになって嬉しかったです。
そのペリシッチのゴールで、同点に追いつくんですよね。
選手交代もなかったので、得点を狙っていたのは確かですが、
もし投入するなら、クラマリッチにして、
コバチッチだけは散らかすので交代投入しないで欲しいと願うなか、
途中から、これはまた延長戦に持ち込む気だなと思いましたよ。
3試合連続の延長戦は勘弁して欲しいよーと思いましたが、これも戦術のひとつかも。
イングランドもやれるだけのことをやってましたし、負傷が出たのは気の毒でしたが、
これはもう本当にリカオン(クロアチア)の粘り勝ちですね。
マンジュキッチ、ペリシッチあたりが何度も狙っていたので、
延長で決勝ゴールをマンジュキッチが決めてとても嬉しかったです。
イングランドはまだ若い選手ですので、次のEUROではいい結果が残せそうですね。
さて、決勝はフランス×クロアチアとなりました。
この試合は荒れそうな予感ですね。
したたかなフランスと、リカオンタイプのクロアチアですからね。
ただでさえ揉めそうなメンバーの宝庫。
このところよろしくないプレーが目立つムバッペが一発レッドで退場、
そのムバッペをディフェンスするヴィダがタックルをミスして
一発レッドとかならなければいいですね。
ついでにポグバがちょっかいだして、とかありえるので、
何事もなく11対11の試合を願うばかりです。
その前に3位決定戦。
残り2試合になったロシアワールドカップ、最後まで楽しみたいと思います。
イングランドのキーパー、ピックフォードが
パンツをけっこう上げる派で、お尻がプリップリでとても気になりました。
イングランドはキーパーに恵まれていなかっただけに
まだ、若いナイスキーパーはこれから注目ですね。
決勝ではモドリッチの、目の覚める、ゾクッとするゴールを観たい!
クロアチア×イングランド
2ー1