9月10日(土)はれ
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数日前、秋の始まりを予感する空を見上げた。
澄みきった青い空に、入道雲が夏を放棄して散り散りになった
仲間とは認め合う気をなくしたカケラが漂っていた。
ひっそりと気の合う同士寄り添って。
僕はもうすぐそばに来ているんだよ。といいたげな空だった。
なのに、ちょっと意地悪なヤツがまだまだオレは撤退できないんだと
出しゃばって来て、翌日からはもわっと攻めてきた。
出しゃばらない彼は、強引なヤツとは取引すらしたくなく、
しばらく姿を消す事にした。
ケモノは秋が待ちどおしい。
早く澄みきった秋空に変わる日がこないかな。
日が暮れて長い夜が恋しい。
何かが欠落した、暑いとも寒いとも、
どちらとも言えない黄金色の似合う季節を激しく欲するのだった。
はじまりでもない終わりでもないものを求めて。。。
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長い夜が待ち遠しい。
それでも大分こちらの朝晩は
過ごしやすくなってきたよ。
都会のケモノは
もう少し待たないと
澄みきった風を浴びることができないのかな。
やっぱりケモノは黄金色の似合う季節が大好き。
長い夜も待ち遠しいんですね。
山も都会も一緒なのだ。
過ごしやすいなと思ったのは数日前の一瞬だけでした。
翌日から真夏のような陽射しです。
しかも、梅雨のように湿度が高いときた。
こちらで秋風を浴びるにはまだ時間が必要なようです。
耐えるのであります。