はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

一瞬の風になれ

2008-06-25 | Weblog

6月24日(火)はれ


一瞬の風になれ・・・佐藤 多佳子

憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれる本だ。
でも、ただそれだけじゃない。
昨日、1を購入し、眠れない夜に読み始めたら止まらない。
朝方に読み終えて、なんで2・3を買わなかったんだと後悔した。
本屋の開店が待ち遠しいなんて久々だった。
甘酸っぱさもある青春ストーリーで、現代っ子ならではの口調で軽いんだけど
瞬間瞬間の心境が、ものすごく伝わってくる。

本を読んでこんなにドキドキしたことなかった。

最大の爽快感に繋がる緊張感。
読んでいるだけで、アドレナリン大放出だった。
今もまだその興奮がさめない。



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4 コメント

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Unknown (森の放火魔)
2008-06-25 14:53:54
3冊まとめて買ったオレ勝ち組。

東京タワーあたりから、本屋大賞の作品はなるべく読むようにしている、次点作品くらいまで。
今年の「ゴールデンスランバー」はイマひとつ・・・
伊坂幸太郎は「重力ピエロ」がベストか。

このところ、面白い本になかなか当たらない。
本に関しては鼻が効くと思っていたが、神通力が消え失せた。本の神様かむばっく!
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Unknown ()
2008-06-25 17:20:31
なんで3冊まとめて買わなかったんだろう。
ってものすごく後悔した完全負け組。

本屋に大量にならんでいると、なんか躊躇してしまう。あまりにも文庫化されないし、気分は爽やかさを欲している。はじまりはサッカー話からだしなぁとようやく買う気になったわけだけど、3冊まとめてにも躊躇してしまった。本屋大賞は読むべきだとおもった。
スタート前のあのドキドキ感とバトンの渡る瞬間はたまらないものがあった。少なからずスピードを競う競技をやったことは誰でもあるわけだし、ただあの緊張感が心地よくなっていくってのは、そのみちを神髄まで極めたモノにしかわからないんだろうなぁと、終着点の感覚が少なからず実感できたのには大変満足。競技は違うけど、わたしはその前の県大会で完全に諦めた人間だから余計にそうおもった。

ここ数年の本屋大賞の作品で読んでるのってわずかかも。
それ以外でも当たり本って少ない気がする。
好みも気分も左右するわけだし。
当たり本を読み返す機会の方が増えてる。
蜘蛛の糸とか、笑い男とか、僕バカとか
ちょっとジャンル違いだ。ドラマ仕立ての読み切り系とは違う。

それでも、下のは最近読んで面白かった。
【邪魔】・・・奥田英朗
男性と女性の違いが面白い
【動機】・・・横山氏
男のつらぬく精神が良い。
クライマーズ・ハイより好き。悪くないんだけどクライマーズ・ハイって、ものすごく【男】って感じでちょっと・・・

とにかくはずれ本
告白・・・町田康
たくさん読む時間があるから分厚いのにしようと決めたのがそもそもの間違い。主人公はなかなか面白いやつなんだけど、たとえがひどすぎて最後まで読み切ろうという気持ちが失せる。そりゃ、布袋寅泰に殴られるわってかんじ。時代がかわるぶっ飛び具合について行ける超人がいるなら、その人にとってはたまらんのかもしれん。わたしには到底理解できそうにないし、たどり着けそうにない領域。(たどり着きたいともおもわんが)

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Unknown (Unknown)
2008-06-25 22:12:26
去年の候補作品だった「風が強く吹いている」も箱根駅伝を題材にした青春物。

これもなかなか・・・良かったっス。

アレだ、泣く子と青春には勝てねぇw
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Unknown ()
2008-06-25 23:29:52
三浦しをん

読んでみるっス。

わたしは、泣く子はどうでもいいけど、
青春もののたまらん感じには勝てない。
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