9月8日(木)はれ
過ごしやすく感じるのは朝の一瞬と夜。
まだまだ汗をかかせてやろうじゃないかと太陽の抵抗を感じる日中。
長袖を着て、涼しいなあと思えるようにはもう少し時間がかかりそう。
先日、春樹の小説は別格だ!議論をちょっとだけしたら気になって
(春樹の小説はフワッと忘れてしまうところがあるのだ)
甲乙付けようのない、2作品を改めて読み返しはじめた。
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羊をめぐる冒険
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海辺のカフカ
海辺のカフカは今年の前半、昨年と読んでるんだけど
羊をめぐる冒険はしばし眠らせたままだった。
羊かカフカかどちらが好きかと問われると、とても迷うのだ。
選べない。どちらも面白いのだ。
羊から読み返しているが、
読み返すとロング・グッドバイが浮かぶような描写があることに気づいた。
グレート・ギャツビーの白髪の登場人物とスプートニクの恋人のミュウ
といった具合にリンクする部分を発見するのだ。
翻訳作品はあなどれない。
少なからず影響を受けた作家さんなんだろうと読み返しながら、くすッとなる。
鍵をかけられたまま置き去りにされた箱を発見した気分になるのだ。
あとは、毎度毎度
サンドイッチならぬ、サンドウィッチを食べたくなる。
それもキュウリのサンドウィッチだ。
春樹の本に、和食って出て来た事ってあるんだろうか?
出て来ていても記憶に残らないのに、それ以外の洋の食べ物は妙に鮮明である。
明日は休み、キュウリのサンドウィッチでも食べながら
羊の下巻をじっくり読もうと思うのだった。
春樹は別格である。
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『1Q84』で
魚焼いたのとか酢の物作って
食べてたような気がするけど・・・。
私の勘違いだったら、ごめんよ。
そう、村上春樹の小説で
主人公が自分のために料理してるシーンが
私は結構好き。
あと、時々とんでもないときに
ふっとあるシーンが浮かんで、
「アレ? これはチャンドラーだったっけ、
フィッツジェラルドだったっけ、
それとも村上春樹だっけ?」っていうのが
よくあるよ。
どれも好きな世界だからいいんだけどさ~。
お!もうすっかり記憶をなくしてしまっているのであります。
和食シーンは妙にさっぱり。
お料理のシーンは妙に記憶にのこるのです。
自分の為に料理するシーンとかコーヒー煎れるシーン、わたしも好きです。
で、必ずといっていいほど、~を美味しく作れるのはという流れになるのも好きです。
チャンドラー、フィッツジェラルドはいつも迷い込んできますね。それが好きな世界なのも一緒です。
ケモノ同士、似てるのであります。
とかいいつつ、春樹好きはコレが好きなんですよねみんな。