13・1・3
毎週日曜日の朝、NHK俳句の番組を見ている。
08・12・7(日)は早めにスイッチをいれた。
NHK短歌後半が放映されている。
「わずかなよろこび あれば他人を 責めがたし
今日あさがほの はじめて咲けり」(永井陽子)
字あまりだがリズム感がある良い短歌です。と
選者は紹介している。
「わずかなよろこび」と
「今日あさがほのはじめて咲けり」は共感できるが
「他人を責めがたし」は表現として適当ではない、と思った。
「わずかなよろこび」が「やがて大きく育つ」
そんなイメージを詠めないものか、と考え、
「言い換えてみよう」と思った。
そう思ったのが、
大転換に発展するきっかけになった。
「よろこびはわずかながら」と言い換えて
「今日あさがほがはじめて咲けり」の間に
適当な文言がないものか、と思案。
「種火」を思いついた。
「よろこびはわずかながらも種火なり
今日あさがほのはじめて咲けり」
言葉使いを入れ替えて「種火」を織り込んだだけ、
でも短歌らしい。
ヒョットすると ヒョットすると
短歌が詠めるかも知れない、と思った。