モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

潜在意識にあるマイナス思考

2013年01月06日 | 挑戦する

13・1・6

ー潜在意識について考えるキッカケがあったー

昭和58年それまで経営していた

不動産会社を倒産させた。

裁判とやくざに追われる日々を経

てやっと一段落した平成2年、不動産バブルでもあって、

多少アブク銭を稼いだ。

 

「いくらでも!早く処分したい!」と

中古住宅物件が持ち込まれた。

「いくらでもいい・・・・・・」に、

「もしかしたらオレの手持ち金で買える!」と瞬間思った。

 

駅から10分、築3年、3LDKで見栄えも悪くない。

 

身体障がい者の姉弟が住んでいた家、

二人とも相次いで不自然な死に方をしている。

 

相続人は年老いた母親、そう長くはないらしい。

母親が生きているうちにこの家を処分して、

兄弟が分け合うらしい。だから、

「いくらでも!早く処分したい!」

 

私にとって千載一隅のチャンスに思えた。

不自然な死に方などどうでも良い、

一応見栄えのする築3年の3LDK、

当時手持ち金がいくらあったか定かではないが、

手持ち金の範囲内で価格設定ができる。

 

倒産いらい8年、立ち直った証として家の一軒も欲しかった。

 

早速家内と娘を連れて物件を見た。

 

玄関を入り、リビングに立つなり娘は、

「お父さんが駄目になっちゃう」と

意外なことをいう。

 

「お父さんが駄目になっちゃうからこの家は嫌だ!」

 

相次いで不自然な死に方をしている事情など

あとから説明すればよい、と考えた矢先、

 

娘はある種の勘が働いたらしい。

「あら!きれいな家ね」などと

期待していた反応とはまるっきり逆。

 

「お父さんがよければ」と

家内は私に好意的な返事だった。しかし、

 

「お父さんが駄目になっちゃう」という娘を

説得する気は失せてしまった。