雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

郵便車

2006-05-11 12:59:59 | ひとりごと
子ども(小学生)の頃 郵便車は幸せを運ぶ乗り物でした。
(*この場合 郵便配達の自転車&バイクのこと)

郵便車を見かけると どの子も
「郵便車 1台~!」とか 「郵便車 3台~!!」とか
その日自分が見た郵便車の合計を自慢気に叫んでました。


法則その1  ”7台見たら その日はラッキー” (もちろん根拠なし)
    

って でも 運良く7台見られたとしても 
そんなにたくさん見るってことは 
それはいつだってもう夕方以降。

つまり「今日1日ラッキー」と言われても 
そのラッキーな1日も もうほとんど終わりかけ・・・

それでも 7台見られた日は嬉しくって もうそれ以上見ないように
大急ぎで走って家に帰ってました。(かわいいワタシ



そして もう1つの法則は・・・

 ”4台見たら 死ぬ”   

今だったらもちろんそんなのは 一笑に付してオシマイなのですが
そこは小学生。

そんなバカバカしい、郵便車のせいで死んでたまるか、と思いつつも
もしかしたら、もしかしたら・・・・そう思い出すともう止まらない。

4台見た日は あぁどうにかしてもう1台見なければ・・・と焦りまくって
近所のポストへ集配にくる郵便車を待ち伏せするのでした。(えぇ、私ビビリでしたから 




今は 郵便局(本局)の近くに住んでいるので  
とにかくよく郵便車を見かけます。


今日も公園で砂遊びをしている1時間の間に
10台以上見ました。 ま、たぶんそういう時間帯だったというのもあるのでしょうが。



あぁ あの頃の、小学生の私が今ここにいれば
「14台見て2倍幸せ~」とか言って
きっと狂喜乱舞していたことでしょう。 



今の 子ども達はこんな遊びをしているんでしょうかねぇ。
そんなにのんびりした気分で登下校してないかな?



今だに 郵便車を見るとラッキーな気がして 
心の中で 「郵便車 ○台~」と 数えている私です。 へへ。