ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

ゲームカフェに潜入~後編~

2011-09-02 23:16:08 | Singapore/外出&食い意地

昨日からのつづきです。
 
初めて参加するゲームカフェの集まり。
お店はシンガポール川沿いのにぎやかエリアにありました。
まわりの様子とお店の正面はこんな感じ。

   
お店の中に入ると、人数を言って、コースを選んで、2階の部屋へ。
窓からは、マリーナベイサンズが見えました。
棚は一面のボードゲーム。 

 知っているゲームは見つけられそうにありません。
 
すると、スタッフの方が現れました。
おもしろそうなゲームを紹介してくれ、ルールも教えてくださいます。
そうか、誰もルールを知らないようなゲームがいっぱいあるんだ、ここ。
だから、「こんなゲームはどうでしょう?」ってルールを説明して、
みんなで楽しめるように計らうのが、スタッフの仕事なんだ。
そういうしくみでありましたか。
 
 
英語で説明されるルールを聴き取って理解するのは、私には大変でした。
けれど、身振り手振りを交えて、実際使うカードなんかも示して、
「こういう組み合わせになったら、アガリね」みたいに説明されるので、なんとなく理解。
あとは、友人やとなりの日本人に、「こういうこと?」と確認したり、
理解したシンガポーリアンに、例を示して教えてもらったり。
 
私たちは大人数だったので、2グループにわかれることに。
 

最初のゲームはこちら。


 
この鬼太郎のお父さんみたいなカードは、裏にいろんなオバケが描かれています。
神経衰弱の要領で、ひとりずつ順番にカードをめくっていって、オバケの絵を確認します。
神経衰弱と違うのは、めくるカードがひとり1枚だけなのと、めくったカードを裏返しにもどさないところ。
で、同じオバケが描かれたカードが3枚そろった、と気付いたら、気付いたひとが、
「Ugly! Ugly! Ugly!」と3回叫んで、カルタ取りの要領でそのカードを押さえます。
一番最初に押さえられたひとが、押さえたカードをGET。
ひとりで3枚ともGETできることもあれば、3人で1枚ずつということも。
描かれているオバケの種類は何種類もあって、目玉がひとつだったりみっつだったり、角があったり、羽があったり。
なんとなく似ているうえ、3枚そろわないといけないので、テーブルを凝視するみんなの緊張感は高まり、
誰かが「Ugly!」の最初のアだけでも口にすると、いっせいに反応してダイブしたりで、大混乱のバトルです。
出だしからすごい盛り上がり。
ルールも単純だし、私にも十分楽しめました。
 

次のゲームはこちら。
ドリアンゲーム。
     
このゲームでは、最初、ひとりひとりに、9枚ずつのカードが配られます。
「五十一」の要領で、同じ色のカードを9枚先にそろえたものが勝ち。
いらない色のカードは、同じ色ごとまとめてテーブルにはきだせます。
はきだすときは裏向けて、「Tow! Tow! Tow!」とか、カードの枚数を叫びながら、交換相手を探します。
はきだす→交換する→はきだす→交換する、で、自分のカードの色をそろえていくわけです。
はきだし&交換はいっせいにするので、
そのサイクルをちゃっちゃと進めるのも勝利の秘訣。
スタートの声と同時に、
枚数を叫ぶ声がいっせいにあがり、交換相手のカードが取りっこになることも。
色の数は人数分しかないので、集める色が誰かとかぶっていると永遠にそろいません。
どの色でそろえるか、そろわないようなら、いつ見切りをつけるか、
誰がどの色をそろえているかを考えながら、はきだしと交換をしないと、相手を勝たせてしまうことに。
これも単純で、盛り上がるゲームでした。
 

みっつめのゲームです。
                     
ふたつのチームに分かれて行う、いわゆるジェスチャーゲームです。
青いカードと赤いカードがたくさん箱に詰まっていて、それぞれふたつの単語が書かれています。
単語の難易度は、青いのがカンタンで1ポイント、赤いのは難しくて2ポイント。
で、まずチームのひとりが前に出て、カードをひき、自分ひとりで単語をチェック。
みんなに単語が見えないように手前の青いキカイにカードをセット。
カードは4枚ひいて、青赤の構成はその人が決められます。
キカイのスイッチをオンにすると、タイマーがスタートするので、
カードの単語を順番にジェスチャーで示して、(同じチームのひとに)当ててもらいます。
時間切れになったカードはこのキカイに吸い込まれるしくみ。
たくさんポイントを稼いだチームの勝ち。
 
これは私には難易度が高いと判断、となりのグループに避難。
だって、カードに書かれている単語が知らない単語なんだも~ん。
ひとのジェスチャーが理解できても、あごひげとか、そんな単語、知らないんだも~ん。

 
よっつめのゲーム。

 
カードは2種類あり、裏を向けて別々に積みます。
オレンジのカードにはお題、水色のカードにはアルファベットが書かれています。
最初は誰かが、お題と、アルファベット、1枚ずつをめくってみんなに見えるように置きます。
写真ではお題が「It's in Africa」、アルファベットが「N」です。
Nで始まるアフリカにあるものを知っているひとがいたら、
そのひとが「I know!」と叫んで、写真上の方の丸いボードにタッチ。
正しく言えて、みんなが納得したら、1ポイントです。
例えば、「Nile River」とかね。
複数のひとがボードにタッチした場合は、先にタッチしたひとから答えます。
お題とアルファベットの組み合わせに正しく答えた最初のひとが、
お題または、アルファベットのどちらか選んで、新しくめくります。
下げたカードは自分のポイントを換算するため、手元に置きます。 
 

このゲーム、ルールはカンタン、スタッフの説明だけで私にも理解できました。
でも、私には言葉の壁が相当なハンデに。

例えば、「国の名前」と「L」の組み合わせでも、ラオスがRかLのどちらで始まるかなんて、知らないよ。
映画のタイトル」だって、洋画だと原タイトル、邦画だと海外でのタイトルを知らないと始まらない。
「4文字の単語」と「F」で「FUll」とか、「車のパーツ」と「S」で「Seat」とか、
カンタンなものを4ポイントだけ、稼げました。
 
面白かったのは、「It fries」と「T」の組み合わせ、
長く続いた沈黙を破って、友人が「I know, Totoro!」と叫んだこと。
みんなの爆笑を買いながらも、満場一致でOK!
「At the office」や「At the beach」と「D」の組み合わせで、ダニーさんが、
「仕事中のダニー」とか、「ビーチのダニー」とか答えて、ブーイングをもらったことにもウケました。

 
ゲームカフェ、想像以上に盛り上がれて、あっという間に時間が過ぎました。
最初にサービスされた怪しい色の飲み放題ドリンクなんて、ゲームに熱中して、ほとんど放ったらかし。

 

とても楽しかったです。
私には、高くて分厚い言葉の壁がある分、ものによってはまったく勝負にならないものの、
とっても真剣になるので、よりエキサイトできるのかも。
 
英語の上達にもいいんじゃないかなあ、と思いました。
今回みたいにシンガポーリアンたちが忍耐強く私につきあってくれたら、の話ですが。
心優しいみなさん、どうもありがとう。

    



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