ぽれぽれ百綴り

犬好きおばさんのんびり雑記。

某女優さんのご母堂さまのおもてなし

2017-12-16 10:10:00 | 外出&食い意地
11月上旬、
いつものアジトで集った際に決定したお食事会に行ってきました。

舞台女優ハナさん(←仮名です)のご母堂ユキさん(←仮名です)がお招きくださったのです。
ハナさん自身は東京公演のため長期不在中でした。

お会いして2回めでお宅訪問という図々しさ。
体力だとか記憶力だとか色々衰えて、
加齢とともにできなくなったことが増えてきたけれど、
加齢とともにできるようになったこともあるわけです。

歳をとるのも悪くない。(ここで喜んでいいのか?)

舌の肥えた劇団員のみなさまをトリコにするというユキさんの手料理、
もう楽しみでなりませんでした。

時間だけはたっぷりある私はともかく、
お金だけはたっぷりあるS嬢はこの日のために飛行機でやってきたという。
遅くまで残業だった不二子ちゃんも途中参加、
ふたりは心ゆくまでご馳走を楽しむため、
なんと、お泊まりを希望したとか。

どこまで期待値高いんや。

高鳴る胸とぐうぐうなるお腹をおさえて、
お食事会の幕は上がりました。

最初はスープから。


(サツマイモのポタージュ)

お皿のまん中に鎮座している丸いモノ、
何だと思います?

子どもの頃の私が、
「お月見のお団子みたいに山盛り食べてみたい」
と妄想したくらい好きだった雪見だいふくだったんですよ。

お口の恋人ロッテもびっくり。
こんな組み合わせ、初めてですよ。
これがまた温かいポタージュと合う!
老いも若きも女子はみんな好きでしょう。


(あっつあつの揚げ出し豆腐)

揚げ出し豆腐も大好きです。
居酒屋さんでメニューにあれば必ずオーダーするくらい。

自分では油はねが怖くて作れないのですが、
意外に安全だと知りました。
今度作ってみよう。


(左はいりこと昆布のかき揚げ、
右は薬味いっぱいのカツオのたたき)

このかき揚げが!
地味な見た目とは裏腹に破壊力がすごくて!
中毒的な美味しさ
噛めば噛むほどお口に旨味が広がって、
やめられない止まらない
ハナさんが小さい頃、学校でも有名だったユキさんの看板メニュー。
先生方の舌までノックアウトしていたそうですよ。
食べた者全員を中毒患者にしてしまう、世にも恐ろしい美味しさでした。

ああ、思い出しただけでもヨダレが。

わざわざ今日のために高知からお取り寄せしてくださったカツオたたきも絶品。
初めてお招きいただいたお宅で、
はしたないほどほおばってしまいました。
お里が知れるとはこのことです。


(漬けこんだタレがたまらんジューシーから揚げ)

某有名女優さんに差入れリクエストされるほど寵愛を受けているから揚げ。
美味しすぎて、
ポップコーンのように次から次へとお口に入れてしまいました。

かき揚げ→から揚げ→かき揚げ→から揚げ
終わりの見えない魔の揚げものループの誕生です。

カロリーのことを考えると恐ろしいですね。
ウルトラマラソンでも走らないと燃焼できませんよ。

そういや不二子ちゃんは100キロウルトラマラソンに参加したそうです。

完走したことには驚きませんでしたが、
年代別で優勝したとか。

その情熱とねばりで早くいいひとを見つけてください。

ほかにもシャキシャキサラダやらお味しみしみの里芋の煮っころがしやら。
美味しいものが山盛りです。

トリは豚角煮どんぶり!


(このビジュアル、絶対美味しいに決まってます)


とろけるほど柔らかい豚角煮、
そこへ半熟たまごのとろとろをからませて、
魚沼産こしひかりの炊きたて新米ご飯も一緒に、
一気にお口の中へ。

今年いちばんの幸せだったかもしれません。

ああ、美味しかった。
幸せな一夜でした。
お腹がはち切れそうになるくらい食べたのは久しぶり。

ユキさん、ごちそうさまでした!

彼女が相撲部屋の料理人になったら、
大型力士を量産できるんじゃないでしょうか。

1日でも効果あることを私が身をもって証明しました。

どうしてハナさんはあんなにきゃしゃでいられるんだろう?
女優魂のなせる技?
不思議でなりません。

ご覧いただきありがとうございました。

氷ノ山登山 '17晩秋-後編-

2017-12-15 09:33:15 | ラン&クライム
氷ノ山で迎える朝です。

こんな低山の避難小屋で宿泊する登山者は他にいないので、
私たちで独占です。

朝ごはんは前日のお鍋のスープにお水を足して、
野菜と練製品も加えて具沢山なラーメンを作りました。

吐く息が白く、手がかじかむほどの寒さのなか、
温かいものは何よりのご馳走です。

お天気が少しでも回復するのを待ってゆったり過ごしました。

そろそろ支度を始めますかね。
小屋の中をきれいに片付けましょう。

外は小雨とガスで真っ白です。
午前9時、
しっかりレインウェアに身を包んで出発です。

クマザザの道を過ぎると、
立派な杉の大木が林立するエリアに。
大樹に囲まれると妙に落ちつきますね。

最初のうちは雨だったこともあり、写真ナシ。
そのうち雨も上がりました。
標高が下がるから気温は上昇します。

下山ルートには神戸大の山小屋があります。
山頂避難小屋より何倍も立派。
軒先で休憩させていただき、
レインウェアの中に着込んだフリースを脱いだりしました。

落葉樹のエリアまで下りてきましたよ。


(軒先から。どんより重そうな雲、秋は終わった感じですね)


(落葉が敷き詰められた登山道)

さらに下りると、まだ葉っぱの残った木々のエリアに。


(昨日はモミジが多かったけど、こちら側は黄色く色づく木々が多い印象)

何組もの登山者とすれ違います。
団体さんもいらっしゃいました。

毎回思うのだけど、
みなさん雨でも登って来られるんですね。
私なら初日が雨なら気分が萎えてしまう。

さらに進んで、
元の秋の風景に戻ってきました。

登山は山を登るのとともに季節を早送りして見られて、
下山で元に巻き戻される感じが面白いです。


(11:25、東尾根登山口到着)

無事下山しました。

駐車スペースには私たちだけでした。
レインウェアを脱いで、
下に着ていたウエアも新しいものに着替えました。

下山後のお楽しみの温泉へ。

行きに目星をつけておいた『まんどの湯』に向かいます。

体調により私はお風呂は遠慮して、
施設内のレストランでお先にごはんを。


(地元食材がふんだんに使われた健康的な定食)

うす味で美味。

働き手は地元のおばちゃんたちみたい。
忙しくはなさそうで、
受付嬢(といってもおばちゃん)が知らん間にいなくなったりします。

入り口近くのテーブルについた私が、
「お客さんですよー」と奥に呼びに行く係になってしまいました。

いいなあ、こういうゆるい職場。

私が食べ終わった頃、
湯上りのシロクマ相方が現れ、同じものをお願いしました。

私は農産物・特産品直売コーナーでとち餅を買ってきました。



(美味しそうな手作りのとちもち)

おばちゃんたちにオッケーをもらって、
レストランで熱いお茶とともにぱくり。

だって、
シロクマ相方の登山後のビールのように、
私は食後に甘いものが食べたくなるのですよ。
レストランにはなかったのですよ。

ゆるい職場でよかった。

施設を出て、車を走らせると大きな虹が。


(シロさん、虹やで!←もちろん今回もシロさん首輪は連れてきてました)

どこまでも車についてくる虹は、
どこまでも一緒に走ったシロさんを思い出させて、
なんだかとても幸せな気持ちになりました。

神戸に戻って、
私のリクエストで最後に弓削牧場(ゆげぼくじょう)に立ち寄りました。

クルマがないと行けませんからね。

ここのチーズは神戸市内の高級レストランでも提供されているとか。
小さいのにそのお値段を知ってびっくり。
お高すぎてとても自宅用は無理です。
お土産用にふたつだけ買いました。

牛舎がすぐ近くなので、
牛さんたちのモーモー鳴く声が聞こえてきます。

「子牛がいるよ」

私がチーズを買っている間、
牧場内を散策していたシロクマ相方が教えてくれました。


(10月13日生まれの女の子、ランチやん)

かわいーい!

白いとこが真っ白やーん!

大人のホルスタインさんたちと比べると、
白は純白で地肌もピンク色。
真っ黒な大きな瞳が愛らしい。

人間の赤ちゃんと一緒で、
生まれたては美しいですね。(←汚れた大人の発言?)

女の子だとお肉にはならないですよね。
この牧場だったらのびのび大切に育ててもらえるはず。

ランちゃん、元気に大きくなってください。


レンタカーを返して、今回の登山は終了。
今年はこれが最後かな。

いつか冬山にも登りたいけれど、
いまの私ではなかなか。

でもいつか。

ご覧いただきありがとうございました。

氷ノ山登山 '17晩秋-前編-

2017-12-14 15:15:11 | ラン&クライム
11月3日、4日と氷ノ山(ひょうのせん)に登りました。

氷ノ山は標高1,510m、兵庫県の最高峰で鳥取県との境にあります。
大きな個性的な木がたくさんあり、
クマやイヌワシも生息するほど自然が豊か。
登山のための手入れも行き届いたいい山です。

登山口の標高が600mだから、
標高931mの六甲山を登るのと同じくらいの標高差。
ゆったりした氷ノ山はコースタイムは六甲山より少し長め。
それでも私の足で3時間くらい。
充分日帰りできるんだけど、
シロクマ相方がお泊り好きなんですよ。

準備や後片付けはツマの仕事だから、
私としては日帰りを強く希望したのですがね。

私たちが氷ノ山に登るのは2回め。
前回、アクセスが悪くて難儀したので、
今回はレンタカーを借りて現地へ向かいました。

いちばんメジャーな福定親水公園登山口は登山客でにぎわっており、
すでに多くの車がとまってました。
駐車場所がありません。

仕方ないので作戦変更。

3キロほど先の下山予定地、東尾根登山口に車を置き、
ヒッチハイクで戻ってくる方法をとりました。



(11:30、福定親水公園登山口に到着)


(下の方は色づいた木々に囲まれた登山道)

このあたりの紅葉は見納めですかね。

例年にも増して鮮やかに色づいたものの、
10月下旬の台風で葉っぱをたくさん飛ばされて、
その後も雨天続きで、
今年の紅葉はシーズンが短かった。
私たちを乗せてくれた男性が話してくれました。

おそらくこの週末が紅葉を楽しめる最後の機会でしょう。


(「連樹 七樹木が一樹として支えあっている」とあります)


(このグラデーションの美しいこと!)


(12:30、昼食はおにぎり。落ち葉が深く積もってます)

ささっと食べ終わったら登山再開。


(木漏れ日も紅葉をとおしてだとこの鮮やかさ)


(途中の水場「弘法の水」で給水。今晩と明朝の飲食用です)

あ、木々の間に山頂避難小屋が見えてきましたよ!


(13:40、目を凝らすと見える小さなぽっちり)

…まだまだ先は長い。


(拡大するとこんな感じ)

『大草原の小さな家』みたい。(←世代のわかる発言)

ひいひい。

最近さっぱり運動をしてないから、
ゆるやかな山だというのにけっこうキツイ。


(木の根が見事な階段状になった登り道)


(木々もほとんどなくなり、避難小屋がくっきり)

ふうふう。

鈍ったカラダにムチ打って一歩一歩進みます。


(木々が途切れると両側にクマザザ)

後もうちょっと!

ふーっ。


(15:08、山頂到着)

今宵はここで1泊です。


(避難小屋内部。無人、電気ガス水道ナシ…あたりまえですが)


(半時間も経たずして、すっかりガスに包まれました)

予報どおり、お天気が崩れてきました。
その前にたどり着けてよかったです。

明日は雨かあ。
雨の中の下山って気が抜けないから疲れるんですよね。

イヤなことは忘れて、ごはんだ、ごはん!


(16:15、晩ごはんの支度に取りかかりました)

メニューは私たちの山ごはんの定番、とり鍋です。

ビールやお酒をたんまり持ってきていたシロクマ相方。
山で飲むお酒は最高に美味しいらしいです。

そのための1泊なわけね。


明日、雨がひどくならないといいんだけどなあ。

夜になると凍てつくような寒さです。
この数日後に初冠雪が観測されたらしいのでそれも当然か。

氷ノ山はとても風の強い山です。

ごーっ!ごーっ!

びょーっ!びょーっ!


吹きつける風の轟音で夜中に何度も目を覚ましました。

完全防風の避難小屋で過ごせることのありがたさが身にしみ

ちょっと離れたところにあるトイレに行く辛さが堪えた一夜でした。

戻ってきてホカホカの羽毛シュラフに包まれるとそれはそれは幸せで、
私の場合、
晩ごはんとともにそこに1泊の価値を感じます。

翌日に続きます。


ご覧いただきありがとうございました。

母からの野菜(閲覧注意!)

2017-12-13 08:22:01 | 日々の暮らし
奈良の実家の母が新鮮な野菜を送ってくれました。

以下、
虫が苦手な方はご覧にならないでください


(ブロッコリー、大根、サツマイモ、青ネギ、しょうが)

ありがたいことです。


あれ、なんか端っこにいますよ。



ひーっ!

キャベツはザワークラウトにしたら長くいただけるよね。



ぎゃーっ!


晩ごはんにブロッコリーのパスタを作りますかね。



ぐえーっ!


さすがにもういないよね。



にょわーっ!


ほぼ無農薬だからこれは安心安全とのトレードオフ。
仕方ないとはいえ、ここまで立派なのが大挙していらっしゃるとは。

なお、母は同じ品ぞろえを兄宅にも送ったそう。

後日、兄ヨメが寝込んだとの情報を得ました。
都会育ちの方には刺激が強すぎますよね。

わが家にやってきた子たちは外に逃がしてやりました。
運が良ければ神戸っ子として第二の人生を歩まれることでしょう。


ご覧いただきありがとうございました。

創作フレンチのお店

2017-12-12 09:09:17 | 外出&食い意地
フレンチ(っぽいの)が続いています。

一休のサイトで見つけた創作フレンチのお店『エヴォリュエ』さんに行ってきました。
私には発音しにくい店名で、それでか覚えられません。

ご一緒したのは以前参加したセミナーで仲良くなったゆうかさん(←仮名です)です。



(路地裏にこんなオサレなお店があるとは)

「ほんとにあるのか?」
っていうくらい狭い路地裏にあるお店。
『隠れ家的な小さな一軒家』だそうですが、
隠れ家すぎてゆうかさんはたどり着けなかったです。


(アミューズは木のスコップに盛られたにんじんのなにか)


(かぼちゃのポタージュ。緑のは皮部分)


(高知で水揚げされたお魚のポワレ。
きのこと豆乳のシュワシュワソース)


(但馬産地鶏の栗のつめもの、ひき肉の揚げもののっけ)


(タルトタタンとアイスクリーム)


(小さな焼き菓子たち)

これで3,500円はお得感がありますね。

ゆうかさんはこの冬、難関資格試験にチャレンジする予定。
その話題で盛り上がりました。

ひと足お先に5月に受験した私は、
予想どおり、木っ端みじんに玉砕しました。
世間的にはあまり馴染みのない資格、
敗者ではありますが情報提供させてもらいました。

敗者退場。

身の程知らずな無謀な野望は捨てて、
もとのゆるい生活に戻っております。


ゆうかさん必勝祈願!

彼女なら合格すると信じています。


ご覧いただきありがとうございました。