みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声

2014-11-16 17:41:22 | 日記
風邪をひいたらしい。
頭がガンガンして、食べると吐く。
パートだけでは暮らして行けないので、週末は知り合いのスナックでバイトを始めた。
今まで少なからず水商売には偏見というか抵抗かあった。だけど、お客さんは皆、紳士だ。
そこのスナックがそうなのかもしれないけど。
なんか、皆、闇を持っていて話だけしていく。
ドレスは着るけどカウンターだけのその店は触られることもなく、あたしはただ疲れた人の話を聞いて相づちを打つ。時々あまりに深い闇に飲まれそうになる。昨夜、もうすぐ子供の命日なんだと泣いた人がいた。
多分あたしはその空気で風邪をひいた。
お洒落はできるけど、多分あたしにはあまり向いてはいないのだろう。
酔った闇にいちいち飲まれていたら仕事にならない。だけど行ってしまうのは、お金の為だけじゃなく、話を打ち明けて貰うことで、必要とされてる気がするのだ。
例え、一瞬でも。あたしはどこに行くのか?