みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

雪音の徒然声 サードタトゥー

2015-01-14 20:45:28 | 日記
皆言うのよ、俺は違う。俺はゆきを裏切らない。口ばっかりね。精神的不安定なあたしが悪いのだけど。愛されないのは愛はないから。知ったような口聞かないで。あたしはもう人を信じられないし、信じてもらえないかもしれない。でもね、人の心は変わりやすいからそれが当たり前で対応できない、あたしが変なのかも知れない。だから、右肩に鬼束ちひろさんの歌詞を彫った。もしあたしが死んだらこれがあたしの遺書。「美徳は信じて裏切る早さだと言うのに何故まともでいられないの?」と英語で。呟くように上にVAMPSの唇のロゴも彫った。自分への戒めも込めて。相変わらずMさんの腕はいいし、格安だ。ありがたい。これがあたしの3つ目のタトゥー

雪音の徒然声 セカンドタトゥー

2015-01-13 22:45:12 | 日記
生まれ変わるなら猫になりたかった。
自由気ままの可愛いいだけの生き物。
猫ならあの人の側にも居られよう。でも、自分で猫を飼うのは嫌だった。先に死なれたら嫌だから。だから左肩に猫を彫った。一緒に歳をとり、あたしが死んだら一緒に灰になるあたしだけのにゃんこ。本とは黒猫にしようと思った。だけどMさんは色を入れた方がいいと言った。おまかせで生まれたのはマスカラに、紅いシャドーをつけた青色の猫。自画像だよとMさんは笑った。あたしに似た幸福の青い猫。ついでに名前も入れてもらった。雪だからSNOW.あたしは発色が、いい肌らしく、スノーちゃんはとても綺麗に発色した。あたしだけのけしていなくならない猫。これが二つ目のタトゥー。

雪音の徒然声 ファーストタトゥー

2015-01-12 23:34:17 | 日記
友人にタトゥーショップに連れて行ってもらったときあたしはすべてに膿んでいた。震災で全てを無くし神様が世界を見捨てたと思った。
THE Angle of closed eyes
あたしが好きな鴻上さんの、天使は瞳をとじて。という台本の題名を彫った。もう、何も見たくなかったから。紺一色で割りと大きめに左背中に入れた。Mさんが、あたしの好きな蝙蝠と蝙蝠の羽で縁取ってくれた。あたしは痛みに強いらしくあまり、痛くなかったし、ワセリンを友人にぬりこまれてるときも平気だった。値段は安く、多分通常の半分くらいだった。
誰にも見せるわけでもないのに、少しだけ強くなった気がした。これがはじまり

雪音の徒然声 タトゥーセラピーその2

2015-01-11 22:59:02 | 日記
昔からタトゥーには興味があった。HYDEが翼を彫ってからますます興味が湧いた。
だけど機会に恵まれなかった。
一度地元に一件だけあるタトゥーショップに行ってみたけど、薄暗く、取り敢えずHYDEの翼を入れたいと言ったら、みんなやるよね。6万はかかるよ、とぶっきらぼうに言われた。
一生背負うなら、信頼できる上手い所で彫りたい。ちゃんと意味を持たせたい。一度諦めた。
やがて震災が来てあたしは友達を亡くし、恋人に部屋を追い出された。気力も失っていた頃、前の職場の別店舗の友人が実はタトゥーを入れていて友人が彫り師さんだとたまたま聞いた。
しかも当時のあたしはその地区に出張がやたら、おおかった。導かれるようにタトゥー人生がはじまった。友人は左肩にレタータトゥーと、両両ふくらはぎにマリアとイエスを入れていた。あまりの色の綺麗さにしびれた。
某F市にあるJ~という店の彫り師さんMさんは気さくて店内も明るく、可愛い犬がいた。震災でひきとったらしい。ビクビクしている犬を大切にしているMさんなら、と思ったし勿論Mさんはぜ全身タトゥーだった。相場をきいたら、友人価格?で半額でいいらしい。さて、全て失ったあたしはなにをいれるのかタトゥーセラピーが幕を明けた。

雪音の徒然声 タトゥーセラピーその1

2015-01-11 17:39:09 | 日記
まず、あたしに翼をくれた偉大なる彫り師M様と親友Oに捧ぐ。
あたしには7つの秘密がある。
7つのタトゥーが刻まれている。
誰に見せるわけでもなく、全てに意味がふくまれている。万が一あたしが死んだら遺書代わりになるように、あたしが何を考えて生きて居たか分かるように、つたない思いが誰かに残るように、上手く書けるか分からないけど、ここでだけタトゥーの秘密を語ろうと思う。