もう我慢出来なくて親父に愛人いるなら出ていきます。離婚するなら慰謝料請求します。と、怒りの手紙を書いた。仕事から帰れば親父はグウスカ寝ていて、無視だった。そうか、やっぱあたしはいらんのか。軽く失望。追い出されたら行く場所ないな。ネットカフェ難民になるしかないのかな。寂しいな。
痛みも無視してヘラヘラ笑うあたしに会社の人は愚痴を吐く。本とはあたしが愚痴りたい。愛人が、できた親父に追い出される日が近いんだよあたしゃ。どうしよう。タトゥー入りだから健康センターにも泊まれない。リアル家無き子だ。どうしよう。一人暮らしするにはまだ、お金が足りない。面倒くさくて死にたくなる。あたしが一人暮らししていたころ、よく居候がいた。家出したりなんだりの友人や後輩を泊めていた。勿論あたしがご飯奢ったり悩み聞いたりさして。いざ、自分が、困ったら助けてくれる人などいなかった。こんなもんか。そうか
風邪が治らない。乾燥なのか加齢なのか肌が乾燥して目蓋の縁や唇が切れて痛い。羽の生える夢を見た。嬉しかった。此れでどこまでも飛んで行ける。窓に足を掛けた所で目が覚めた。太陽が眩しくて頭ががんがんした。勿論羽は生えてなくて、首のしたに小さなコウモリの羽のタトゥーが、もうしわけなさげに、張り付いていた。あたしが住んでいたのは砂のお城。一度流されてしまえばもう足場すら建て直せない脆い砂地。働いても働いても答えはでない。親友の子供が一歳二ヶ月になった。可愛い。まるで天使だ。あたしも天使欲しい。旦那は、いらない。親父は今日も帰ってこないので、手紙を書いた。離婚するなら、してください。但しあたしが慰謝料請求します、と。これを渡せば居場所なくなるな。でもへんな我慢はしたくないし、遠慮して、居候するのも嫌だ。前も書いたがあたしは子供が産めない。だから親友の子供が余計可愛い。うらやましい。そして酷く悲しい
本格的に熱が出て、白昼夢を見ているようにぼんやりする。会社休みたいが労災の後なので休みにくいし、家にいたくない。と、思いきや今日も親父は帰って来なかった。熱が高くて一人暮らしより孤独だわと思う。沢山夢を見た。早く風邪治して書かなきゃ
今日はバイク仲間の男友達とツーリングの予定だった。だけどその前に買った軽自動車がちょびっとおかしかったからディラーに行った。友人は自分が直せるとやりたがったので、(彼は車関係の仕事ではない。)やめて、と言ったら、じゃあいーよ。とぶち切れて帰った。あたしは一応謝ったものの、すごく冷ややかな感情になった。父親のこともあり、男ってやだなとしみじみ思った。勿論、すべての男性がそうではないし、類友？自分に何か欠陥があるのかも知れない。結局一人でバイクに乗り、思ったより寒くて風邪が悪化した気がする。熱燗を呑んだら気持ち悪くなってゲーゲー吐いて今に至る。ああ、やっぱあたしは人と共存出来ないのだな、と滑稽な気分になった。悪寒と戦いながら働かなきゃと強く思う。一人で生きれるように。
あたしは欠陥品なんだろう。
あたしは欠陥品なんだろう。