私が関わっている建物は内外に複数の監視カメラを付けていて、24時間稼動しながらその全ての映像をHDDに録画している。
先日、その監視カメラの取り付け位置を見にきた警察から、近隣で発生した交通事故の捜査のために過去の監視映像を確認させて欲しいとの協力要請の電話連絡が入った。
この建物では、監視映像の再生確認には規約上役員の立会いが必須と定めているので、警察官の捜査に立ち会うことになり、その様子を趣味のカメラでパチリ。
この時の捜査は「ひき逃げ」とか「死亡事故」などの重大事故かと思ったが、そうではなくて、被害者・加害者が共に現場検証に協力した事故が対象であった。
その事故発生状況に警察が疑問を感じたため、周辺捜査を行っているとのこと。
監視映像には、見事に警察が確認したかった対象事故が記録されていた。
対象映像を鑑識に持ち込むため、3種類の方法を用いて監視映像をコピー。
(具体的な方法が分からぬよう、写真はボカしました)
この監視映像の確認捜査のために、3日間に渡り延べ6人の警察官が足を運んできた。
今回の対応で、
1.重大事故ではなくても疑問が残る事故の場合に警察は地道な捜査を継続しているのだということ。
2.民間の監視カメラも結構役に立つのだということ。
3.当建物の記録媒体がビデオテープからHDD(ハードディスクドライブ)に変更していたため記録を止めることなく再生確認が可能だということ。
4.担当警察官の一人が私を知っていたというほどに、世の中は狭いということ(笑)
などを知ることが出来て、私にとって良い体験だった。
宮城県警さん、これからも喜んで協力しますので必要な時は気軽にどんどん要請してね♪
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