土佐写ん歩♫

「私と桃里麻鈴のしあわせ色」から改名しました。
どうぞよろしくお願いいたします。

旧魚梁瀬森林鉄道を巡る「堀ヶ生橋と二股橋」

2021-11-23 | 東部(安芸・室戸)

 

「堀ヶ生橋」

ホリガヲバシと読みます。

近代に建造された充複式単アーチ橋では、我が国最大級。

 

山間にガタンゴトンと音を響かせて、「堀ヶ生橋」をさっそうと通り過ぎる森林鉄道は、

どんなにか、かっこ良かったでしょうね。

 

 

 

 

中ほどに待避所があります。

森林鉄道として作られた橋ですが、歩いて渡る人もいたのでしょう。

 

河原は、大きな岩だらけ。

台風の襲来が多い我が県の河川は、どこもこんな感じです。

この川を通るぐらいなら、多少危険を冒しても橋を渡りたいです。

 

当時の営林局は、絶大なる権力があったようですが、

地域の人には配慮があったんですね。

 

 

 

 

記念に撮りました。

 

 

 

 

「二股橋」

充複式二連アーチ橋で、国内最大級の無筋コンクリート造橋です。

戦争中で、鉄材の使用が制限されたため無筋になったようです。

「堀ヶ生橋」は、鉄筋でしたが、 こちらにまで鉄材が回らなかったのでしょうか。

 

安田川に架かっていた橋と比べると、奈半利川側の橋は、とても立派です。

建設された時代の違いもあるでしょうけど、

戦争中にこれだけの橋を次々と建設したのは、

それだけ森林資源に力を入れていた表れだと思いました。

 

ともあれ、とても美しい橋です。

観光資源にならないのかな。

 

 

 

 

展望所があったので行って見たのですが、木々が伸び放題でよく見えません。

 

もったいないです。

ほんとに、もったいない。

 

魚梁瀬杉は、太閤秀吉の昔から土佐の財力を支えた貴重な資源。

そして旧魚梁瀬森林鉄道の活躍は、栄華を誇りました。

遺跡をもっとアピールしてほしいと願います。

 

せめて、展望所から「二股橋」が見えるようにしてほしい・・・

 

 

 

 

「二股橋」に紅葉をからめたくて、撮影に力が入っています(笑)

 

 

 

 

杉林が多いので、紅葉と撮れる場所は限られます。

ここは、少し下流の河原に降りて撮影しました。

 

 

 

 

11月14日撮影

ご訪問ありがとうございました。

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