五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

雛飾りに思うこと

2011-03-03 04:56:51 | 雑件
今日は3月3日桃の節句である。ウイクペリアを紐解いてみると「桃の節句は3月3日の雛祭りのこと」で、桃の節句の歴史は古く、平安時代には節句は行われていたそうである。この由来は、平安時代の貴族が薬草を摘み、その薬草で体の穢れをお祓いして健康と厄除を願うことが始まりとされ、これは中国の魏によって3月3日に行われるようになったと言われている、

雛祭りを行うのは、この時期桃の花が咲くことと一致し、桃はは魔除けの力があるとも考えられて、娘の子供の成長に節句を祝うのにふさわしいものとして、「桃の節句」と呼ばれるようなったようである。
雛人形は、生まれた子どもが健康で優しい女性に無事に育つようにという願いを込め、災いが降りかからないようにという願いを込め飾るものである。

しかし子供が大きくなると、雛飾りを飾ると言うことも面倒になってしまい我が家などでは倉庫にしまったまま何年になるか。これなど我が孫のための雛であるので子供が実家の倉庫に保管してくれと頼んだままで、子供が大きくなって来るにつれて実家を訪れる機会も少なくなり、雛飾りを飾ろうとか思う気もなくなってしまったようである。