日本の中小企業の歴史 「金剛組」
578年
百済より三名の宮大工が招かれた・・
聖徳太子は飛び地の彼らに四天王寺の建立を依頼し、その内の一人金剛重光により創業される
593年
「組み上げ工法」により四天王寺創建
1576年から1614年にかけて四天王寺は
織田信長により焼き討ちにあい、大坂冬の陣では焼失など戦火自然災害で七度の苦難に
遭うが、その度に彼ら金剛一族は再興に取り組んだのだった・・
1868年
寺領を失い金剛組は禄を受け取れなくなる・・。
1903年
大鐘櫻の建立
1934年
室戸台風で四天王寺五重の塔が倒壊するも、第38代棟梁「金剛よしえ」の下で金剛組は
再建を果たす。
しかし押し寄せる近代化の波
2005年、神社仏閣にもコンクリートが使われ、危機に陥るも高松建設が乗り出し
彼ら宮大工を救った。
2008年
紆余曲折を経て
山車・だんじり・神輿の新調 修理専業の子会社として「金剛エンジニアリング」として
残る一方
2013年10月
金剛利隆が後継不在のまま86歳で死去される。
◇
2008年8月
旧株式会社金剛組は53年に、創業家としての金剛組は1430年の歴史の幕を閉じていた。
尚
現在は平成18年に金剛ブランドとして活動していて、全国展開を行い
「株式会社 金剛組」で経営しております。