mono-mono

blog.goo.ne.jp/monomono310

パワーアップ

2016年11月01日 | 備忘録
いつものように停滞と迷走ばかりを繰り返してきた音楽環境が、最近やっと動き出しました。

不満が溜まっていたアナログの部分がきちんと動き出してみると、レコードが気持ちよく聴けるようになって、これはやはり堪らなくイイ気分です。

いくつかきっかけがあったのですが、今回の決定打はRFTでした。




カートリッジはGEバリレラを使っています。当然のようにプリアンプに直接つないでいました。

バリレラといえばMM。昇圧トランスの必須のMCとは違い、出力が大きいのでプリ直結が基本だというところに、バリレラにアル種の昇圧トランスがグーとの記事。これに「ムムムッ」となり、すぐに買いに走ればこんなに停滞期を長く味わうこともなかったのですが…。

そこで、あれこれしている間にうちに来てくれたのが「Lorenz / RFT V341 microphone preamp」でした。現在の中高域担当のアンプはカードアンプとはいえドイツ製。素晴らしいので、ちょっとヨーロッパものが気になっていたのでこんなことになったんだろうと思います。

届いたはいいものの…端子の形状が初めての形で結局どうしたらいいか分からず、しばらく置物に。なんだかな~とアナログが底になった時に、やっと一念発起。ファストン端子で接続可能とパーツ屋さんで確かめることができたら、あとはこっちのもの。音出しまではすぐでした。



単純に言うと、オッと身を乗りだしてしまうような音に変化しました。

音楽が気持ち良く聴けたらそれでいいのです。でもやっぱり自分の大好きなモノラル盤が一番気持ちよく鳴っていてほしい。ゲイン可変なので、初めは面白くて派手な高めのゲインに設定していました。しかし物には限度があり、少しずつ低く落ち着いてくると、つるんと素直にモノラル盤の良さが分かるように…。

これは、もう外せません。

きっと何でもよいわけではないのだと思いますが、(少なくとも)バリレラにトランスとマイクプリは有です。しかもゲインが選べる方式というのがかなり大事な気がします。結構さじ加減が違うので、聞き方の好みや機器構成によって良い所が違う気がします。レーベルや楽器構成でゲインを使い分け出来る効果は大きいです。これでもっと楽しめます。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。