天草西海岸を徘徊

鬼海ヶ浦にて

＜'17年10月 8日17時39分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先 F5.6(1/640秒）　露出補正 -0.33　ISO 100　焦点距離 70mm　ホワイトバランス 太陽光


　夕刻から西の彼方に雲が現れた、上空をぐるりと見上げても雲一つない晴天なのに、何だか悪ガキが
悪戯するように思ったのは私だけか？
クライマックスの頃には５０名ほどのギャラリーからも溜息が漏れた、言葉を交わしていた隣の方とも苦笑い
するしかない。
明日も晴天の予報だ、温泉でも浸かってゆっくりしよう。

翌朝も同じ場所に佇み、サンドウィッチとトラベルプレスの珈琲を楽しんでいると、また少しづつギャラリーが
訪れ始めた。
陽が射すにつれ次第に海の色が青く濃くなっていく、昨日は悪ガキの悪戯と思って悪かった、こうやってゆっくり
翌日の青くきれいな海を見せたかったんだな。

天草町下田北

＜'17年10月 8日18時 5分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先 F6.3(1/30秒）　露出補正 -1.00　ISO 100　焦点距離 24mm　ホワイトバランス 雰囲気優先

鬼海ヶ浦にて

＜'17年10月 9日 7時52分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先 F5.6(1/500秒）　露出補正 ±0　ISO 100　焦点距離 41mm　ホワイトバランス 太陽光

＜'17年10月 9日10時26分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先 F5.6(1/400秒）　露出補正 ±0　ISO 100　焦点距離 50mm　ホワイトバランス 太陽光

＜'17年10月 9日10時16分撮影＞
EOS 5D Ⅳ　EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先 F20.0(1/40秒）　露出補正 ±0　ISO 100　焦点距離 30mm　ホワイトバランス 太陽光

音楽がゆっくり回った

　ほぼ無傷のYAMAHA NS-1000Mをリサイクル店で見つけた、長い間真空パックしていたかの様に美しい。
フルレストアされたものかは不明だが、後部を見ても入力端子はオリジナルのバネ式で全体に汚れ・キズ
・埃・サビもない。
店内では小さな音量で鳴っていて全てを確認できなかったが、一晩考え悩んで翌日入手した。
これは若い頃からの憧れだった。

シリアル№を見ると、５桁でどうやら初期型の１９７０年代の生産のようである、アラフォーなんだな。
３１kgの重さに腰を痛めてしまいそうになりながら台にセットし、スピーカーコードにツマヨウジの半分
位の長さの棒状圧着端子（銅・すずメッキ）をかしめて繋いだ。
アンプの出力は既存のバナナプラグ（金メッキ）を用いたが、バネ式入力端子に金メッキは不要と考えた。
これならNS-10Mも入力端子へ差し込むだけで済む。

音出しをすると、（スピーカーを聴き比べる時にはHi-Res Eagles の The Last Resort 勝者であり
ながらも多くの物を失ったアメリカの歌・・・を好んで使います。）
あれっ？！、聴き慣れた曲が音楽がゆっくりしている。
今まで聞き取れていなかった音が鮮やかに聴こえている、要するに緻密に音が再現されているので音楽が
スローに回っていると感じたのだ。