星生山

　２月６日は中岳から池の小屋へ戻り、カップ麺でブランチを済ませたあと、星生を縦走することにした。
ここでは馬の背中のような緩やかな稜線を歩くのがお気に入りだ。歩きながら何故だか癒されてジーンと来る。まだ風が強く頬が凍りそうなので、また目出し帽を被った。

中岳へ

　＜２月６日　中岳山頂より大船山を望む＞
　この日は夕方から九重を大好きな方の例会があり、寒かったとこのまま引き返せば話のネタにもならないので諦めるわけにはいかなかった。
強烈な風もようやく少しだけ弱くなったところで池の小屋を出て中岳へ向かうと、朝駆けされた二人のカメラマンとすれ違った。
山頂では見覚えのあるご夫婦nono＆kehyさんと出会った。こちらから声をかけると最初は誰だか分からなかったみたいだ、そういえばバラクラバを被りメガネだけしか出していなかった。
非常に寒い朝で、曇り後晴れの予報に霧氷を期待したのであったが山頂付近に少し見られる程度だったようだ。
お二人とは夕方の再会を約束してここで一旦分かれた。

池の小屋

　２月６日の九重山頂付近では風が非常に強かった。御池からは朝の中岳山頂に３人の人物が確認できて霧雲が次々にものすごい速さで通り過ぎていくのが見えた。
この朝の寒さの中ですぐに中岳へ登る勇気がなく、久しぶりに池の小屋を訪れ休息することにして防寒ジャケットとバラクラバを被った。

星生山より

　冷たい横風が頬を凍らしてしまいそうな山頂から池塘へ下りる途中で、遠くに涌蓋山がきれいに見えた。

防人たちが夢のあと

　初めて訪れた鞠智城。大和朝廷の時代に朝鮮半島からの侵攻に備えて作られた城です。
この歴史公園の歴史的価値は並大抵のものではなさそうだ、またゆっくりと訪れて古代の世界にどっぷりと浸かってみたい。