主に建築写真を撮っているが、よく使うのがサンパックのB3000S(ガイドナンバー30)というクリップオンタイプのストロボ。最初に買ったのはいつだったか?30年前かな。もっと前かな。よく覚えていない。
カメラに直付けすることはない。こいつに延長コードを付けて、手持ちで天井や壁にバウンスさせて使う。「天バン壁バン」というやつだ。白い布越しに発光させることも。
オートではなく、M(マニュアル)設定。光量は、FULL、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32の6段階。そのへんは、一目瞭然で使いやすい。光量が足りない時(あまりないが)は、カメラの感度を400とか560とかに上げる。
本当に便利になったよねえ。つくづく思う。昔なんか、ストロボの光を露出計で何箇所も計り、絞りやシャッタースピードを決めたものだ。大事な写真はポラを切り、確認したものだ。それでも心配で、露出やストロポの角度・位置をあれこれ変えて、撮影したものだ。それでもうまくいかなかったけど(汗)。
このB3000S、生産終了して久しい。でも、ヤフオクなんかで簡単に手に入る。今3台持っているが、どれもヤフオクで買ったもの。そのほとんどが、未確認ジャンク扱い。電池を入れて発光しても、オートでちゃんと撮影できるか、知識がないと動作確認できないからね。まあ、1000円とか2000円が相場かな。
おれの場合、発光すれば、それで十分。マニュアルでしか、使わないからね。