西条八十 作詞 橋本国彦 作曲
お菓子の好きなパリ娘
ふたり揃えばいそいそと
角の菓子屋へポンジュール
選る間も遅しエクエール 腰も掛けずにむしゃむしゃと
喰べて口拭くパリ娘、
このCMには夢と憧れが詰まっていて
どうしてもパリに行きたいと思ったけど
あの頃のパリも景気良くなかった、
残る半ばは手に持って 行くは並木か公園か
空は五月のみずあさぎ
人が見ようと笑おうと 小唄まじりで齧り行く
ラ マルチーヌの銅像の 肩で燕の宙返り
憧れて行ったパリは冷たかった。
昔、まだテレビが日本でもどこでもある時代ではありませんでした。
その頃のテレビのコマーシャルに、このフランスキャラメルのCMがとても
私の子供の頃の頭に焼き付いていました。フランス、パリの背景に、このレトロな詩とメロディー
そして高級なキャラメル、
すべてが夢の世界でした、
大人になって自分でお金を稼いで買いたいと思ってたキャラメルは
もう何処にもありませんでした。
74年にパリに行ったけど人々は英語は話さないし自分も英語は
高校までの知識だし、古い英語だし、何がなんだかね、
あの頃のパリの商店って、古びたアパートの3階くらいをテナントにしてましたよ。
狭い階段を上って、2つくらいのアパートを広げて店舗にしていました。
いわゆる人が住む部屋で色んな商品を置いてました。
今でも世界ではホロテントを張ったところで商売してるのをみます、
それが絵になるから不思議、商品のディスプレイがとても上手なのよね。
私が10歳くらいだったかな、白黒のテレビで、フランスキャラメルのCMを見た。
その時流れていたのが多分「お菓子の好きなパリ娘」だったと思う。
前の記事が中途半端だったんで、言いたいことを書いてませんでしたね。