ロシアW杯で株を上げた選手は?スペイン紙が5人の選手をピックアップ
7/5(木) 20:30配信
まず1人目は、コロンビアのMFフアン・キンテーロだ。リーベル・プレートに所属する25歳のキンテーロは左利きのプレーメーカー。コロンビアは決勝トーナメント1回戦でイングランドを前にPK戦で涙をのんだが、キンテーロはそれまでの全4試合で先発。日本戦では、壁の下を通す見事な直接FKで得点をマークした。リーベル・プレートはポルトからのレンタル移籍でキンテロを引き入れたが、買い取りオプションを行使しようとするはずだ。
2人目は、フランス代表のDFバンジャマン・パヴァールだ。シュツットガルトに所属する22歳のパヴァールは、ディディエ・デシャン監督の選択によりW杯メンバーとなった。フランス代表では右サイドバックとして3試合に先発出場。決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦では素晴らしいシュートでチームの2点目を記録した。シュツットガルトはビッグクラブの触手を免れることはできないだろう。
続いて3人目は、ロシア躍進の立役者の一人となっているアレクサンダル・ゴロビンだ。CSKAモスクワに所属する22歳のアタッカーは、優れた技術と創造性、機動力と豊富な運動量を今大会で披露している。CSKAモスクワは、この逸材をビッグクラブから狙われることになる。
4人目は、メキシコのウインガーであるFWイルビング・ロサノだ。22歳のロサノは、昨夏にパチューカからPSVアイントホーフェンに移籍。リーグ戦で17得点8アシストを記録するなどインパクトを残すと、勢いそのままにロシアの地でも躍動。ドイツ戦では見事なゴールで衝撃を与えた。昨夏に加入したばかりのPSVを1シーズンで離れるのは酷な決断になるが、ビッグクラブが彼を放っておくことはないだろう。
そして、5人目はスイスのMFジェルダン・シャチリ。左利きのアタッカーは、スイスをベスト16の舞台に導いた。所属するストーク・シティでは奮闘しながらもチームが降格。しかし、W杯で株を上げた男には他のクラブが関心を示すだろう。ただ、ストーク・シティは1年でプレミアに返り咲くために、シャチリをキープするために戦うかもしれない。