頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

ときんさん、すごく頑張りました。

2014-01-05 23:10:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
今日は動物病院で目の洗浄を受けたあと、帰宅してからすぐに点眼を受けたりと、かなり頑張っているときんさんです。
前にも書きましたが点眼の際は、ハムスターを上から押さえつけるような形になります。まるで猛禽が獲物を捕らえるかのごとくです。そこから更に瞼を指で半ば無理やり開くのですから、当のときんさんはまるで生きた心地がしないでしょう。



点眼前のときんさんです。動物病院で洗浄をしたにもかかわらず左目が閉じています。



せめてものご機嫌取りに鳩の餌を手渡しします。ちゃんと寄ってきて食べてくれるのですが、なんだか困惑している様子がありありとわかります。食べ終わってもしばらく指に鼻をくっつけて匂いを嗅いでいました。



背中がつかれています。
年明け早々から病院通いになってしまったので無理もないと思います。いつもならあたりをちょこまかと動き回ったりするのに、今日はこのあと巣箱に篭ってしまいました。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション
計15g

好物のハムスターセレクションを増し増しで。

副食
・ニンジン
・白菜
・鳩の餌(手渡し)

大好物のニンジンとともに、白菜を初めて与えてみました。白菜は淡色野菜なので栄養価は高くなく、水分補給の補佐といった役割になります。お供のニンジンが栄養豊富だからいいかな。気に入ってくれることを祈ります。

ご褒美バナナのはずが

2014-01-04 18:25:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
目薬を必死に「さしまくって」いたら、目薬が空になってしまいました。運良く明日からかかりつけの動物病院さんが診察を開始するので、つれていこうと思います。

今日のときんさんの姿はこんな様子です。



相変わらず目が痛々しいですが、それでも微かにまばたきをするようにまぶたが動いており、少しは良くなったのかと思います。この後、また逃げ回る所を保定して目を洗浄綿で拭きました。罪悪感たっぷり。
少しだけ、鳩の餌を手渡ししましたが、全部食べ切らないまま巣箱に帰ってしまいました。やっぱり嫌われているみたいです。



しばらくして、ときんさんが出てきました。
ここで初メニュー、バナナを差し出します。
果物は果糖を多く含みます。嗜好性は高いですが本来ハムスターには与えなくてもいいものです。しかしながら今回は、嫌いな点眼や目の清拭に頑張って耐えてくれているので、ほんの少しご褒美として与えます。



しかし、バナナにはあまり関心が無いようで、いつものごはんの方に向かっていきました。

主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション
計15g

ちょっと、CR-LPFが巣箱にたまり気味だったので、ハムスターセレクションとヘルシーハンドフルの割合を増やしてみました。

副食
・ブロッコリースプラウト
・ニンジン
・鳩の餌(手渡し)
・バナナ

もう一度バナナを食べてもらえるように手を出しますが、ある程度近づいてきて手には乗るものの、バナナには口をつけずに去ってしまいます。









そして、清拭のあと、左目は開いてくれたのですが、やはり前脚で顔を掻いてしまいます。顔が湿るのがどうしても気になるみたいなので仕方ありません。せめて爪を切ってもらって、目がこれ以上傷つかないようにしたいと思います。





餌入れに先ほどのバナナを入れておきましたが、払い除けています。





そしてニンジンを夢中になってかじりだしました。



実はタコツボの奥に殻付きアーモンドを隠してあるんだけど、わかるかな?



気づかないまま巣箱に帰っちゃいました。

おまけ。なぜか巣箱の外でくるみをまくらにして昼寝するときんさん。


目薬パニック

2014-01-03 19:44:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
お昼寝中のときんさん。



朝も夜も目薬をさされて疲れてしまったのでしょうか、巣箱の外で寝ています。
ハムスターへの点眼はかなり難しいらしく、ネットで調べてみてもこれといった決定打がありません。ときんさんは若くて力の強いゴールデンハムスターなので、首の後ろを持って保定するだけではどうにも暴れて逃げられてしまいます。前脚を指で包み込むように押さえても、今度はうなぎが手から抜けるようにうねうねと逃げ出すし、床に押し付けるようにしても、首が胴体にめり込むほど後退して抵抗します。
しかし、暴れていても、ある程度目薬を目に近づけると、観念したようにぴたっとおとなしくなることがあります。そのすきを狙って、一滴を目に垂らすのですが、ハムスターの小さい目にうまく命中させるのがなかなか難しいです。



巣箱から出てきたときんさんです。やはり片目が閉じてしまっています。なんとか捕まえて眼を清拭し、点眼をします。点眼が終わったあとは、やはり相当怖かったのか巣箱に帰ってしまいます。



しばらくして、巣箱の前に鳩の餌を乗せた手を差し出してみました。やはり相当警戒しているようです。治療のために今まで築き上げた信頼が崩れ去るのがとても悲しく思います。



一応、手には乗っかってくれました。
このあと再び巣箱に戻ります。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション

副食
・キャベツ
・ブロッコリースプラウト
・鳩の餌(手渡し)



その後、巣箱からまた姿を現したときんさんですが、やはり顔が濡れたのを気にしてか、目の周りを引っ掻いてしまいます。完治には遠いようです。

先日診察していただいた動物病院の先生も、床材にウッドチップを使用することでの目のダメージを危惧していました。他の動物病院のブログでも、ウッドチップが原因で目を傷つけたハムスターの症例が載っていたりします。
今の飼育書はウッドチップの使用を奨励している、あるいはアレルギーの観点からのみ危険性を語り物理的に目を損傷させる可能性まで語らないでいるものが多いようです。もしかするとそろそろ、床材=ウッドチップという常識が変わるかもしれません。



1/5以降は診療開始する動物病院も増えてくるので、目薬の補充も兼ねて診察に連れていきたいと思います。もうちょっとだけ頑張ろうね。

しわしわのけだま

2014-01-02 17:55:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)
目薬をさすのは飲み薬を飲ませるのとは違った難しさがあります。飲み薬の場合、うまく保定できれば口がぱかんと開くのでそこに流し込めばいいのですが、目薬の場合強制的に瞼を開かせるわけにもいきません。床に押し付けるように保定しても、じりじりと後退するように首を引っ込め、目薬を近づけると顔を振り回すので、何滴かは目を外れて顔をぬらしてしまいます。そうしているうちにしおしおの毛玉が出来上がってしまうのです。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション
計15g

体重から割り出すと適正な量は10gなのですが、どうもこれだときっちり食べきってしまうようです。この頃巣箱に餌を貯めている様子が無いので、それはそれで心配。ちょっと痩せているときんさんなので、少し多めに出してみました。
また、ときんさんは歯が伸びやすいです。CR-LPFのような大粒のペレットを与えていても伸びてしまうようです。やっぱり何か、かじり木になるものを与えるべきなのか…コーンスターチを原料にしたかじり木を見たことがあるのですが、果たしてハムスターに与えていいものなのか、今のところはちょっとわかりません。



副食
・キャベツ
・ブロッコリースプラウト
・鳩の餌(手渡し)

目薬をさしたあとだから嫌われてしまったかな…と思ったけれど、手の上の鳩ごはんを無視するわけではないようです。こがねさんのときもそうだったけど、薬をあげていると、その事でハムスターに嫌われないか心配になります。ハムスターにとってはこれが薬だなんてわからないから、ただ怖くて苦しいことをされているとしか思わないんじゃないかと考えるのです。手の上に乗ってくれたから少しだけ安心します。



やっぱり目が気になるのでしょうか。
ときんさんの目やにの原因を考えてみましたが、
爪が伸びる→顔をひっかく→目に傷がつく→目やに
という感じではないかと思いました。私が爪切りをできればいいのだけれど、ゴールデンハムスターはかなりのオーバーリアクションなので、素人には難しいかと思っています。爪研ぎ用のタコツボにもそれ程足を踏み入れてないようだし、これは定期的に動物病院へ行くしかないかもしれません。

ときんさんの眼

2014-01-01 18:22:00 | 毎日のお世話…ときんの場合(ゴールデン)


今日、姿を現したときんさんを見て、思わずうっ、と声が出そうになりました。左眼の状態が明らかに悪化しているのです。目やにが目の周りにこびりつき、眼も潤んでいるように見えます。



正面から見てみても、やはり左右で目の開きが明らかに違います。



主食
・オリエンタル酵母CR-LPF
・ヘルシーハンドフル
・ハムスターセレクション

副食
・ブロッコリースプラウト
・キャベツ
・鳩の餌(手渡し)



たまたま接近した状態で顔の左側が撮影できました。やはり右眼と比べて目が塞がって小さくなっています。
普段お世話になっている病院は5日までお休みなので、他に年中無休で受け付けているところはないか探しました。しかしその多くがかなり遠くにあって通院が難しかったり、エキゾチックアニマルの診察に対応していなかったりしました。なんとか車で30分くらいの所で、お正月も診療している動物病院を見つけたので、朝イチで行ってこようと思います。



ときんさんごめんね、もう少しだけ待っててください。