2月11日のロストフ劇場のボリショイ引越し公演2日目の公演はオペレッタの天国と地獄、正式の名前は地獄のオルフェ(Orpheus in the Underworld-Orphee aux Enfers)でした。3幕での上演でした。
ジュピテル(オリンポスの主神) : 写真右から2番目
プリュトン(冥界(地獄)の王):ムシェンコ (写真左端)
オルフェ(音楽教師):ウラジミール・カバノフ(中央白い服)
ユリディス(オルフェの妻):オルガ・カリニーナ(オルフェの左)
世論 (世の意見の代表者):ぺベル・ベローゾフ (右から3番目カメラマンの格好)
キュピドン(愛の神):タチアナ・クリモバ(右端)
ヴェーヌス (愛と美の女神):ナタリア・マカロバ
ジョン・スティックス (プリュトンの召使) 動画でお判りのように犬でした。
カーテンコールの動画ご覧ください。
≪第1幕≫
幕が少しだけ上がって素足だけが見えその後幕が開くと背広姿の男女が50人ほどが合唱。カメラマンの格好で世論がスケートボードで登場。ユリディスはTシャツで登場 世論と絡む、オルフェはI love OrpheusのTシャツを来た3人のポンポンを持った若い女性(ニンフ達)と登場。その時は慌ててユリディスもI love OrpheusのTシャツに着替えてオルフェと仲直りするが直ぐに夫婦喧嘩を始める。そこに黒い犬を連れたブリュトンが登場。蛇を花に仕掛けてユリディスを噛ませ地獄に連れて行く。若い男女が合唱してオルフェにユリディスを救いに行くように要求。
≪第2幕≫
舞台を囲むように神々が椅子に思い思いの格好で立っている。そこに世論が写真家の格好で写真を撮りまくる。特に1人の女神と絡む。オルフェが登場しユリディスを助けるよう頼む。
≪第3幕≫
ジュピテルが背中に羽を生やしてそれを巨大なハエ叩きで追いかけられるという場面などあり。
オペレッタですので大騒ぎで馬鹿馬鹿しく笑わせる舞台でした。
本来のあらすじはこちらをご覧ください。
そうですね、それと陽気な舞台を受け入れる素地もお客側にもあるのかも知れませんね。