ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

ボリショイ ロンドン公演 海賊 8月1日

2007年08月06日 | Weblog

特派員Mさんよりのロンドン公演の寄稿続きです。写真は同日の出待ちでのフィーリンの写真です。

なおTiszkaridze was at the theatre watching the performance, he was wearing white dennim jeans & white shirt, casual & smart style.

とのことです。

 

ボリショイ ロンドン公演(at London Coliseum

Aug 2007

La Corsaire(海賊)

メドーラ:スヴェトラーナ・ルンキナ

コンラッド:エルゲイ・フィーリン

ビルバント:アンドレイ・メルクリエフ

ガルナーレ:エカテリーナ・クリサノワ

この日の「海賊」は、華やかさと言う意味では少し落ち着いた感じであったが、連日ミスが続いていた演目に終止符を打てた日であったと思う。主役陣のみならず、パ・ド・エスカルヴの配役も今回初めてワシリエフ君ではなくデニス・メドゥフェージェフを起用し、ベテランの素晴らしい踊りを見せてくれた。ジャンプの切れや回転、パートナーのサポートも申し分なく、この場面のみがまるでガラ公演のハイライトかのようになった。アナスターシア・スタシュケヴィッチとの小柄なペアであったが、舞台に大きな花を添えてくれた。

敢えて言うなら、やはり舞台が狭いせもあってか、第一幕2場の見せ場でセルゲイ・フィーリンが控えめな踊りになっていたのが残念である。彼ならもっと踊れるはずだけに・・・ 

ルンキナとのバランスは良かったが、恋に落ちている二人と言うよりは、もう少しサラっとしていた。それはルンキナの大人しいキャラクターによる所が大きいかもしれない。

クリサノワの伸び伸びした踊りと、明るく元気な表現が印象に残った。メドーラを思いやる優しさのある、どこかお茶目なガルナーレであった。

そして、連日踊りを完璧にこなすナタリア・オシポワはこの日も同じヴァリエーションで大きな拍手をもらっていた。



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3 コメント

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Tks (Writer)
2007-08-08 09:48:20
Sviannna
Tks fr yr comment

ひめさん
ども
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Unknown (Svitanna)
2007-08-07 16:55:38
Hoooooooooooooo he is a very beautiful boy !!!!
I like very much his eyes !

Thank you for this pictures.
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素敵なお写真です。 (ひめ)
2007-08-07 02:25:42
フィーリン、素敵。せくしーですよね。
お洋服もバレエダンサーの中では珍しく(失礼?)
センスがよくて、大好きです。
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