ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

マリインスキーフォーサイスー5月5日-Approximate Sonata-

2007年05月20日 | Weblog

5月5日の2作目はApproximate Sonata(大体ソナタ?)でした。

音楽Tom Willems,Tricky ’Pumpkin'

振付Assistant: Noah D. Gelber 

Principal Coach : Alexei Miroshnichenko

4組のパ・ドゥ・ドゥです。

  エレーナ・シェシナとアンドレイ・イワノフ

 イリーナ・プロコフィエワとセルゲイ・ポポフ

 ヤナ・セリナとアントン・ピモノフ

 シェニア・ドゥブロヴィナとマキシム・ジュージン

黒いレオタードの女性ダンサー登場。Da(Yes)の表示が映し出されたり。消えたり。ピアノの音に合わせた踊り。ピアノはマイクを通さず遠くから聞こえる。

カテコ動画

  Approximate Sonata1
  Approximate Sonata2  カテコに参加している女性はピアノを演奏していた人でしょうが名前が記載なし。



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6 コメント

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日本でも上演されました。 (Nana)
2007-05-21 00:29:30
早々のup有難うございます。驚いたことに、これ、昨年12月、日本のスターダンサーズバレエ団で日本初演され、私も後ろ髪引かれながら行かれなかったのと同じ作品でした。以下、勝手ながらスタダン公演評を引用させて戴きます。

{フォーサイスの「アプロクシメイト・ソナタ」は、1996年にフランクフルトバレエ団で初演されたもの。
 舞台は背景に半開き状態の幕が見え、その前でダンスのリハーサルとおぼしき光景が演じられる。まず、男性ダンサーが舞台の奥から手前に演技しながら歩いてくる。舞台監督からそのダンサーへのインカムがオンになっていて、指示の声が聞こえる。トリッキーの「パンプキン」が流れ、交代でリハーサルをするダンサーが登場する。音楽はピアノのソロに変わるが、外部から(例えば他のスタジオとか)聴こえて来る音らしく、リハーサルをするダンサーーは無頓着。
ポーズが決まるとそのまま次のダンサーが受け継いだり、あるいはさっさと退場したりする。
 パ・ド・ドゥのリハーサル風景。―幕の内側―を、ソナタの形式に整えて作品としたものと思われる。劇場のプロセニアムの中で行われるダンスを解体して、再構成しようという意図を持った作品である。アプロクシメイトとは、アルゴリズムなどに用いられる「近似の」という意で使われているのだろう。}

だそうです。どうでしょう、マリインスキーの舞台と同じでしょうか。私は舞台写真を見るとスタダンの方がわかりやすいような気がしたのだけど。では。 
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なるほど (管理人)
2007-05-21 06:16:10
Nanaさん
早速ありがとうございました。

そうでしたか。日本のスターダンサーズバレエ団というのは名前から言って日本の有名なダンサーが集っているバレエ団ですか?
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スターダンサーズバレエ団 (nana)
2007-05-22 01:30:18
私もバレエは「見るだけ」で、貰った公演チラシを見て、適当に行ってて、日本バレエ界内部の人間ではないので、日本のバレエ界の現状には詳しくないのですが。

日本で地道にやってる昔から名の売れたプリマたちより、モダンバレエで知らないダンサーが急にスターとしてマスコミに出るこの頃です。逆に新国立の主役ではもう若くても引退したプリマもいるし。

スタダン、皆がスターであろうという意味のネーミングでしょうかね。Kバレエは歴史が新しく、スターダンサーズは以前からあって。昔はジゼルの写真がよく出ていた小山久美さんというバレリーナが私でも知ってる人でした。(近年、この方、NHKの「大人のためのバレエレッスン」系の番組に先生として登場)

日本はバレエ団やバレエスクール等が多くあり、私は門外漢で内情をよく知らず、私が知らない所も色々あるようです。私が知ってる所でも、「小林紀子バレエシアター」とか規模は大きくないのかも?な所もあるし。

バレエ団名が例えば「松山バレエ団」「谷桃子バレエ団」「牧阿佐美バレエ団」(順不同)のように主催者等の人名を冠したところが散見されるので、もしかしたら「スターダンサーズ」とは、ワン・ウーマン・カンパニー(誰か一人突出したバレリーナだけで持ってるようなバレエ団)にならず、それぞれが輝くようなバレエ団に、という意味でしょうか?

小山さんなど主役のバレリーナ以外で、近年名が売れたのはマスコミに出てドラマやバレエ番組の紹介者などタレント業もやった西島さんという男性ダンサーです。テレビに出たしその意味でも人気もあるけど、個人的には、あのバレエ団の女性の方が私は好みです。西島さんはタレントとしては優秀で紹介も上手で感心しますが。

スタダンは近年、よく吉田都さんゲストの公演を打ってました。(Kバレエ移籍により、もう出ないと言われてます)バレエ業界の上の人はライバル会社みたいなもんでしょうかね(?)。仲が良くない所もあります。

東京バレエ団、新国立、Kバレエは公演数が多そうで、コールドは大変そうです。近年、スタダンを見た時は、そこまで消化公演数が多くないのか、一つの舞台をじっくり作り上げるゆとりを感じました。脇役の一人ひとりが、踊りや役をよく理解して舞台に立ってるような気がして。(他にもそういうバレエ団はあるかも)これは公演を量産していくバレエ団と、数少なく打ってくバレエ団の立場の違いもあると思います。

見た演目はピーターライト版の「ジゼル」。吉田さんがロイヤルより前にいたバレエ団のディレクターの作品だったかな、イギリスっぽいひねりがあって独自の考え方が入ってる作品です。

都さん目当てで行ったスタダン、バレエ団の心のこもった踊りに好印象を持ちました。(連れは都さんに比べて他はなってないと言ってました。バレエの基礎がしっかりしてるのは吉田さん、ということでしょうか。ついでに吉田さんはロイヤル式、スタダンはロシア式の舞踊スタイル。)回答になってませんが、一応判ることだけ。日本のスターダンサーの話はまた機会がありましたら。(ビッグスターより、多少名の売れた人が沢山いるので、誰か書いて誰か書かないと角が立つので書きづらいです。ホホホ~。今は人気も拡散してます。)
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スターダンサーズバレエ団 (管理人)
2007-05-22 15:04:04
Nanaさん
なるほどー。
詳細の解説ありがとうございます。
良く判りました。
将来 日本帰国後はNanaさんのアドバイスを元にそれぞれのバレエ団を自分の目で見てみたいと思います。
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スターダンサーズ (アリーナ)
2007-05-22 21:19:32
「日本バレエ史」という本が出ていますが、スターダンサーズ・バレエ団は、小牧バレエ団にいた太刀川瑠璃子さんが、1965年に結成したバレエ団です。
アントニー・チューダーの作品をレパートリーに持っています。
フォーサイスの作品や、鈴木稔の「ドラゴンクエスト」などの公演の他、ピーター・ライト版の「くるみ割り人形」の上演許可も持っています。
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フォローありがとうございます (Nana)
2007-05-23 00:24:11
おお~、心強い助っ人が。アリーナ様、ありがとうございます。

管理人様。私は外野の人間で、日本のバレエ界の現況なら、アリーナさんの方がずっとお詳しいと思います。
この頃サイクルが早いので、ご帰国時には新しい注目ダンサーが出てくるかもしれませんね。
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