昨夜のMoscowからSt Petersburgに行く寝台列車(ネフスキーExpress)が鉄道爆破の結果 脱線し多数のけが人が出たとのNewsは皆様ご覧になったと思います。
未だ犯人については特定の情報がありませんが過去の鉄道爆破はロシア南部で多くチェチェン独立を目指す武装勢力の仕業でした。但し2005年の今回と似たような手製爆弾の鉄道爆破は極右の仕業だったというのがMoscow Timesの記事にありました。
チェチェンの武装勢力は飽くまでロシア国内問題という立場で非ロシアの外人をテロの巻き添えにしないようにするというのが通説。このMoscowからST Petersburgの夜行電車は観光客も利用する路線であり当方も以前家族がロシアに来た時にSt Petersburg行きで使った電車。ほぼ同じ時間に出る「赤い矢号」がもっとも有名ですし最近民間企業が運営する高級なGrand Expressが出来たので日本観光客はそちらを使われるかMoscowから空路ST Petersburg入りの方が多いかとは思います。
今回日本人の観光客のけが人の情報は無いので大丈夫なのかも知れませんが心配なところです。
Russia Todayに この事故のNewsが出ていますのでご覧ください。
Moscow Timesのもうひとつの記事を見るとどうもこれはチェチェンでなく極右の仕業のようです。
政治不安を狙ったものだろうとも。
ボリショイ劇場やマリインスキー劇場などを標的にしないことを祈るばかりです。無論入り口の手荷物CHECKはやっていますがこれで完全に防げるわけではないでしょうから。
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