ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

エフゲニー・オネーギン-オペラ-

2006年01月17日 | Weblog

今日はプーシキンの小説にチャイコフスキーが38歳の時に曲をつけたというロシアを代表する二人の作になるオペラ 「エフゲニー・オネーギン」をクレムリンで見ました。1881年のボリショイでの初演から2249回目 2000年に1944年版を復刻して80回目というロシア人に人気のオペラ。10時20分まで上演。3幕

主人公エフゲニー・オネーギン(Br)をAndrey Grigoriev、相手役 地主フーリナ毛の娘タチヤナ(S) Yelena Zelenskayaが演じました。Andrey Grigorievは11月11日にみたLa Bohemeの画家Marcelloの役や12月9日にみた戦争と平和のPrince Andre Bolkonsky, Yelena Zelenskayaは11月20日に見たマクベスのマクベス夫人の役をやっていたようにどちらもボリショイで主役を頻繁にやっている売れっ子です。Andrey Grigorievは良く通る声でZelenskayaは艶のある声でそれぞれ独唱の場面で喝采を浴びていました。

カーテンコールの動画です (

動画の1に映っているのは主役2人とタチヤナの妹のオルガ(Ms)Svetlana Belokonです。2に写っているのはこのオルガの婚約者で彼女をめぐってオネーギンに決闘を申し込み結局死んでしまうレンスキー(T)Oleg Kulkoです。

クレムリンのバレー劇場は音響効果が悪い為今日は舞台の床部分にマイクをいくつも配置し声を拾う細工をしていました。

因みに日本は大雪のようですが今日はモスクワはこの冬一番の冷え込みで-25度です。クレムリンに入って劇場まで暫く歩きますがフードがないと深々と冷えるところです。今週はこれから更に冷え込み-30程度まで下がるようです。

 



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