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7月9日のボリショイバレエのガラコンサートの寄稿をヒメさんより頂きました。豪華なメンバーですね。
1幕目
ゼンツァーノの花祭り:ガリャーチェワ、ボローチン
ジゼル:アントーニチェワ、ウヴァーロフ
愛の伝説:シプリナ、フロムシン
眠りの森の美女:ルィシキナ、グダーノフ
バラの死:ルンキナ、シュピレフスキー
グラン・パ・クラシック:アレクサンドロワ、オフチャレンコ
イゾルデの死:ザハロワ、メルクーリエフ
2幕目
シルフィーダ:クリサノワ、ゴドフスキー
スパルターク:カプツォーワ、ボロビヨフ
BLACK:ザハロワ、メルクーリエフ
ファラオの娘:グラチョーワ、スクワルツォフ
カルメン:ルンキナ、クレフツォフ
クラス・コンサート:出てた人+他のダンサー
始まってもザワザワしていて落ちつかない中、
ゼンツァーノから。あまり覚えていません。
2番目のジゼルではウヴァさまががらっと雰囲気を変えてくれました。そこから集中
愛の伝説は先日ロパートキナが同じ部分を踊った所を見てしまったため
比べてはいけないと思いつつも物足りなさを感じました。
この日一番イヤだったのが4番目の眠り。
ルィシキナは流して踊っているとしか思えず、練習風景のようでした。
ちょっとがっかり。
バラの死は、バレエ通でないので良く分かりません。
でもルンキナがはかない感じで美しかった。
グラン・パ・クラシック。
アレクサンドロワは完全に先生モード。
若いオフチャレンコ君は頑張っていましたが、彼女は踊りにくそうでした。
イゾルデの死 (ロシア語の先生訳) 二人の息が合っていて緊迫感があり見ごたえがありました。
2幕目
シルフィーダは前にも共演してるはずのお二人なのに、
全くタイミングが違ったりして「息があってなーい」と
素人目にも分かるくらいでした。
クリサノワはかわいかったです!!
スパルターク、7日に引き続きボロビヨフは何度も相手役、
ガラの時はカプツォーワを落っことしそうでした。
Black。ザハロワとメルクリエフは本当に息が合っている!!
はために見てお似合いな感じで激しい音楽&動きの作品だったのですが、
とても美しかったです。現代物が苦手な私もコレは好き。
ファラオ。グラチョーワが正確なテクニックで美しく踊ってくれた !"
と思った後、二人で踊る部分になって、自分の足同士を引っ掛けて
転びそうになったり、なんでもないところでツルンとなったり
不思議な感じでした。体調でも悪かったのかな?
カルメンはルンキナとクレフツォフ。
久々のクレフツォフでなんとなく嬉しかったです。
動きとか表現が美しかったです。
ルンキナはお母さんのお洋服を内緒で着ている子供のようでした。
キャラ違いなのでは。とってもかわいらしいカルメンでした。
最後はクラスコンサート。
イワン・ワシーリエフの独壇場。
彼のスーパーテクを見せる場という感じ。
やっぱり運動会っぽいです。
貴重なレポートありがとうございました。
ラヴェンナ・レポートを寄稿しましたローマのMです。
やはりシーズン最終ガラでもウヴァーロフの「ジゼル」が良かったのですね。
豪華な配役と演目ですが、フィーリンもツィスカリーゼもベロゴロフツェフも出なかったわけで、男性スターの充実で知られるボリショイのスターらしいスターはウヴァーロフとクレフツォフの2人しか出演しなかったように思います。
ベロゴロフツェフは怪我をしていると聞いていますが、ツィスカリーゼはどうしてしまったのでしょうか?
「イゾルデの死」と「ブラック」は、私も5月のパルマで見ました。悲哀たっぷりの「イゾルデの死」、リズミカルで楽しい「ブラック」それぞれとても楽しめましたし、実際ザハロワとメルクーリエフは現代物を踊るととても似合いで良かったです。
メルクーリエフはパルマでは「イゾルデの死」はノーメイクに普通の髪型で彼なりに男っぽさを強調した容姿で踊り、「ブラック」ではイメージをがらっと変えてメイクをし、髪の毛をウェットにウェイビーにしてアリスバンドをして踊りました。まるで女の子2人が踊に見えてしまったのですが、今回のモスクワのガラではどんな感じでしたか?
ボリショイの現地でのバレエ・シーズンは終わってしまったわけですが、また新シーズンも楽しいレポートや貴重なお写真楽しみにしております。
管理人さま、モスクワ特派員の皆様、ヨーロッパ各地の特派員の皆さん、
日本のバレエ・ファンの皆さん どうぞ宜しくお願いいたします。
ローマのMさん
コメントありがとうございます。
ローマのMさんは引き続き寄稿宜しくお願いします。